朝日友の会(アサヒメイト)は株式会社朝日販売サービスセンターが運営しています。

スタッフブログ

2023.11.27

「美術館めぐり」バスツアー「ガウディとサグラダ・ファミリア展と紅葉散策」

11月14日、22日、23日の3日間、今年最後の美術館めぐりバスツアーを催行しました。
メインイベントは、滋賀県の佐川美術館で開催中の「ガウディとサグラダ・ファミリア展」鑑賞。その前に紅葉狩りということで、東近江市にある太郎坊宮(阿賀神社)へ。バスガイドさん曰く「勝運の神様」として有名で、アスリートたちが祈願に通うのだそうです。標高350mの山頂近くにある本殿まで、石の階段が何と740段!さすがに私たちにはキツいので、中腹にある駐車場にバスを停めて周辺を散策しました。今年は暑い日が長く続いたため、14日は紅葉にはまだ早く、22日、23日はきれいに色づいていました。
佐川美術館では、「サグラダ・ファミリア」のドローン映像(動画)や建築資料、彫刻などが展示され、未完の聖堂を身近に感じることができました。参加者の皆さんは約2時間、常設展示やカフェもお楽しみいただいたようです。
今年のバスツアーは計6回。ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。来春再開予定で、その間、リクエストもお待ちしています!引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

参集殿からの眺め(14日・紅葉にはまだ早い・・)

佐川美術館でのガウディ展

2023.11.22

秋のみどり農園へ★

 みなさまこんにちは

先日、朝日友の会の提携施設、みどり農園さんにお邪魔してきました
とてもよいお天気の元、青空と紅葉が…といいたかったのですが、紅葉にはまだ早く(笑)
ですが、心地よい天候のもと、静かで自然豊かな山里はとても気持ちがよかったです
呼吸をするたびに、カラダがリフレッシュする感覚に

今回は「柿とみかん狩り」を楽しませていただきました
この時期はほかにも「芋ほり」を楽しむこともできるそう
朝から、駐車場には様々なナンバーの車が止まって大勢の人が来園していました

受付のあと、早速山に入ります
山に入る途中には、広大なお茶畑が。来年の春、新茶が楽しみです
急こう配の山の途中には、いが栗(の側だけ、笑)がたくさん落ちていました
そして山を登りきると…みかんと柿の木が広がっている!

中では、食べる分だけとることができます
お土産には柿1つ、みかん3つまでOK。

山を登って運動し、みかんと柿で休憩…健康的です(笑)

山をおりたらランチにはバーベキュー
野菜もしいたけ御飯も盛りだくさんですが、お肉が本当にやわらかくておいしいので、おすすめです

今年は12月3日(日)まで開園されているとのこと。
いまなら紅葉も合わせて楽しめるかも?!ですね。
ぜひ、秋の行楽にお出かけしてみてください

みどり農園
https://midorinouen.com/
京都府綴喜郡井手町多賀小払1

0774-82-2654

朝日友の会会員証を提示で、バーベキュー付コース5%割引(5人、必ず要予約)

山の入口

たわわなみかん♪

お土産用です

ゴミはしっかり分別!

お肉最高♡

2023.11.17

御堂筋イルミネーション2023

 みなさまこんにちは
秋があっという間に過ぎ去り…いよいよ冬を迎える季節になりました

そして、朝日友の会事務局の近くを通る御堂筋では、
毎年恒例のイルミネーションが始まりました
https://www.hikari-kyoen.com/

先日、早速立ち寄って写真を撮ってきました

北新地あたりから、青のライトアップがキレイに飾られています
市役所もきれいにライトアップ
市役所から中之島公会堂に抜ける道沿いは、光のトンネルがキレイ
https://www.hikari-kyoen.com/renaissance/

また、大阪府内では、関連イベントも多数開催されています。
みなさまのお住いのエリアでも開催されているかも?!
https://www.hikari-kyoen.com/area/#area

シンフォニーホールや中之島香雪美術館からも、アクセス便利な中之島エリア。
コンサートや美術展観覧を兼ねて、ぜひ立ち寄ってみてください

2023.11.06

アサヒメイト10月号プレゼント

当選されたみなさま、おめでとうございます!

アサヒメイト10月号プレゼントの全商品の抽選、発送、発送手配を完了いたしました。
今月も一番人気は「アオアヲ ナルト リゾート(1泊2食付き)」が1位になりました。
続いては毎回人気が高い食品「風雅甘々もなか詰合せ」、こちらも登場の度に人気が高い「秋期京都非公開文化財特別公開拝観券2枚」、「MooiMooiポテトーク」、「ひらかたパーク入園券」、「11月文楽公演」、「ARpedia『本の世界で遊ぼう』~AR技術を活用した新しい読書体験~」の順になりました。
今回初めて提供いたしました「ARpedia」、なんぞや?と思われた方もいらっしゃるでしょう。
数々の賞を受賞した読書教育ツールで、伝統的な読書の良さと革新的なAR技術を組み合わせ、本の中の絵が動き出すなど様々な仕掛けが子供たちの心をつかんで離さない新しい幼児向け英語教材です。
対象は4~9歳、哺乳類・恐竜・宇宙・天気・音楽ほかの一般教養について楽しく学ぶことができます。
HPを見ると大人も楽しめそう。

興味がある方は、HPをご覧ください。
https://avrjapan.com/arpedia_japan/

2023.11.01

10/28(土)及川浩治ピアノ・リサイタル

「熱情」の後には
たくさんのスタンディング・オベーションが贈られました

及川さんのショパンは格別です

「名曲中の名曲」が今年のテーマ。ベートーベンの2つのピアノ・ソナタに挟まれて、リスト、ショパン、ドビュッシー、クライスラー、スクリャービンとオールスター級のピアノの名曲が並びます。
個人的には前半最後の、ショパンのポロネーズ第6番「英雄」と後半最初のドビュッシー「月の光」が特に印象的でした。「英雄」は、列強諸国に翻弄される哀愁を漂わせながらも、団結し立ち上がろうとするポーランドの人々の姿が想起されました。冷戦下の東欧で学んだ及川さんのショパンには、共感を誘う響きがあります。「月の光」は、しっとりとした情感たっぷりの演奏が、全体の中でのアクセントとして機能し、とても素敵な起承転結の「転」となっていました。
アンコールはショパンのノクターン第1番とノクターン第20番「遺作」。最後の最後まで名曲にドップリと浸った公演でした。
リハーサルではプログラムの曲だけでなく、基礎の運指トレーニングもされていた及川さん。準備運動を怠らないプロの姿勢が垣間見えました。

2023.10.25

あべのハルカス美術館「安野光雅展」

秋になって過ごしやすくなりましたね。先日、あべのハルカス美術館で開催中の「安野光雅展」へ行ってきました。元は20年春に予定されていましたが、コロナ禍で中止になって今回のリベンジ開催に。安野さんは20年冬にお亡くなりになり、会場入口に「展覧会によせて」とご本人からのメッセージがありました。
安野さんは子どもの頃から空想することが大好きで、日々本を読んだり、双眼鏡や鏡をのぞいたりしていたそうです。会場には安野さんの好奇心と遊び心があふれていました。
エッシャーにあこがれて制作した「ふしぎなえ」は、建物が立体なのか平面なのか、見れば見るほどわからなくなる。デンマークを旅して描いた「旅の絵本」には、アンデルセン童話の登場人物が隠れていて…。ついつい見入ってしまい、気がつくと私も周りの人々も安野さんの不思議ワールドの住人になっていました。
展覧会は11月12日(日)まで。朝日友の会会員証提示で1人のみ半額になります。

あべのハルカス美術館

2023.10.23

10/19(木) まるフェス ジャズライブ

左から志水 愛(ピアノ)、魚谷のぶまさ(ベース)、薮内良治(トランペット)、
萬 淳樹(アルト・サックス)、田中ヒロシ(ドラム)

中之島まるごとフェスティバル(通称:まるフェス)も今年で10年目です。毎年大好評のまるフェスの音楽イベントですが、今年は関西ジャズ界で活躍するジャズプレーヤーの方々によるジャズライブを開催しました。黄昏時にピッタリの、大人のムード満点なライブでした。出演は、薮内良治クインテットのみなさま。プログラムは「ワンダフルワールド」「シャレード」など、馴染み深いスタンダードナンバー。それぞれのソロ・パートでは、見事な演奏に拍手がわき起こります。トランペット、サックス、ドラムの開放的な音と、ベースがズッシリと刻むリズム、ピアノの流れるようなメロディが絡み合い、ステージとの距離が近いアサコムホールで聴くジャズの迫力に圧倒されました。「シャレード」はスリリングな曲調をより一層引き立てる、スピード感のあるジャズ・アレンジがカッコいい!40分余りのライトなライブでしたが、みなさま大満足の表情で帰路につかれました。

2023.10.19

髙島屋大阪店 『第70回 日本伝統工芸展』

きれいなものを鑑賞するのは心の養分になります

今回も、あれこれと言葉を連ねても却って、作品を陳腐なものに貶めてしまいそうで恐縮するくらい美しい作品ばかりでした。どれもこれも好きなのですが、それでも何とか勝手にピックアップ!
・作品№105彩釉器「極光」(田島正仁)。深い深い茶紫が印象的です。伝統色の分類でいうと「桑の実色」が近いでしょうか。その中にパッと鮮やかな緑と黄。500~600くらいの波長の緑と黄は可視光線の波長範囲の中間で、特に緑は人間の目が最も捉えやすい色とされます。最も波長の短い紫の中に浮かび上がる緑と黄という理にかなった配色に納得。
・作品№257友禅訪問着「月夜の薄」(二塚長生)。こちらは「木賊色(とくさいろ)」くらいの色目。薄の模様が描く放射線に、降り注ぐ柔らかな月光を感じられます。
・作品№459彩変化花器「〇△▢」(藤塚松星)。タイトル通り〇と△と▢で構成された作品なのですが、全体のフォルムが、中央が凹んで縁に向かって高くなる形状で、三次元が織りなす変化に奥行きを感じました。
・作品№549截金硝子器「雪降り積みて」(山本茜)、作品№551線刻硝子水盤「白翠」。形も色も質感も何もかもが美しい。会場にはたくさんの照明があるので影も複数できるのですが、その影もまた作品を引き立てています。
『第70回 日本伝統工芸展』は10/23(月)まで開催。朝日友の会会員証の提示で無料になります(1人)。

2023.10.17

「美術館めぐり」バスツアー「兵庫陶芸美術館と丹波焼陶器まつり」

秋晴れの10月11日、14日と美術館めぐりバスツアーを催行しました。今回の目的地は丹波篠山にある「民藝の里」。先に篠山城の大書院を見学し、人気の古民家レストランでランチを楽しんでから(お土産用に黒豆の枝豆も買って)、今田町の立杭地区へ向かいます。
当日は「丹波焼陶器まつり」が開催中。「陶(すえ)の郷」の駐車場にバスを停めると、参加者の皆さんは器が展示販売されている「窯元横丁」をのぞいたり、お気に入りの窯元まで足を延ばしたりと、思い思いの時を過ごされました。そしてツアーの最後は、兵庫陶芸美術館で「未来へつなぐ陶芸 伝統工芸のチカラ」展を鑑賞。日本工芸会の陶芸部会50周年を記念するもので、歴代の人間国宝や注目の新進作家が一つの空間に集まるという、何とも贅沢な内容です。かつてアサヒメイトの「日本伝統工芸展」でご紹介した作品もあり、「伝統とは技と情熱の継承なんだ」と改めて感じました。
14日は地域の秋祭りによる道路渋滞もありましたが、無事に日程を終えることができました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!また次回お会いするのを楽しみにしています。

丹波焼最古の登り窯

力作が並ぶ会場(兵庫陶芸美術館)

松井康成「練上嘯裂文大壺」1979年

増原嘉央理 鉢「紅白鮮斜陽-1907-」2019年

2023.10.06

美術館「えき」KYOTO 「芭蕉布 人間国宝・平良敏子と喜如嘉の手仕事」

南の島、沖縄。那覇空港に到着すると、有名な沖縄民謡「芭蕉布」がよく流れています。のびやかで美しい歌声に気持ちが和らぐ人も多いのではないでしょうか。今回、この曲と同じ名前の展覧会が美術館「えき」KYOTOで開催されています。
芭蕉布は、琉球王国時代から衣服として王族や庶民に愛されていました。生地の軽さなどから高温多湿な沖縄にはなくてはならないものでした。そして戦後、衰退しつつあった芭蕉布を復活させたのが、後に人間国宝となった平良敏子さん(1921〜2022)。展覧会では彼女の思いと作業工程を知ることができました。
まず糸芭蕉の木を育てて、茎の皮を剥ぎ繊維をとる。糸にして織り色を染める。繊維はとても繊細で扱いが難しく、複雑な作業を繰り返します。染料は植物からで、主に沖縄藍の青色と福木(フクギ)の黄色。街路樹や生垣としてなじみ深いフクギからこんな鮮やかな染料が取れるのかと驚きました。そして、この青色と黄色を混ぜて作る緑色も上品で美しい。平良さんが考案した鳥の図柄は、民藝運動を主導した柳宗悦が「生きているよう」と称えましたが、まさにその通りでした。
薄くハリのある生地はよく風を通して、沖縄の夏を過ごしやすくしてくれそうです。古い沖縄の家で、暑い夏の日に縁側に座って「芭蕉布」の曲を聴きながら過ごしたい、と南の島に思いを馳せました。
展覧会は10月29日(日)まで。朝日友の会会員証提示で4人まで優待料金に割引となります。

美術館「えき」KYOTOで開催中

琉球王国時代の士族の礼装

To top