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2026.04.21
あべのハルカス美術館 『ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト』
Final Stageは幻想的な雰囲気
ネフチュス女神像と泣き女のレリーフ
赤アメンホテプ、青アメンホテプ、黄アメンホテプ。エジプト早口言葉を唱えながら行ってきました、古代エジプト展。
1st Stageは、「古代エジプト人の謎を解け!」。ここでは今まであまりスポットライトを当てられることのなかった市井の人々も含めた古代エジプト人の日常生活を垣間見る数々の作品が展示されていました。面白かったのは憧れの職業。当時は書記だったそうです。書記といっても単なる筆記係というよりも神官や広い意味での事務官を指していました。憧れの職業は、その時々の世相を色濃く映すものですが、この職業がいい、あれは駄目だと言えるのは、ある程度の職業選択の自由があったということで、その点からも興味深く感じられました。
2nd Stage「ファラオの実像を解明せよ!」では、ファラオとピラミッドの謎に迫る最新の研究成果についての展示がありました。物質を通り抜ける宇宙線ミューオンを解析することによって、非破壊で対象物の調査が可能になるというものです。ピラミッドの研究だけでなく、地質調査や水道管点検のようなインフラ点検への応用にも期待できる研究です。
Final Stageは「死後の世界の門をたたけ!」。ミイラや副葬品などから古代エジプト人の死生観が掘り起こされていました。本展で最も印象的だった作品は、このFinal Stageで展示されていた作品№116「泣き女のレリーフ」。アジアの「泣き女」は聞いたことがありましたが、古代エジプトにもいたんですね。仰々しく嘆き悲しむことが死者の来世での再生を後押しすると考えらえていたそうです。
『ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト』は6/14(日)まで開催。朝日友の会会員証の提示で団体料金に割引になります(5人)。
JR・大阪城公園駅から約3分