朝日友の会(アサヒメイト)は株式会社ASCが運営しています。

スタッフブログ

2024.12.06

「美術館めぐり」バスツアー「YUMEJI展と夢二の故郷を訪ねる旅」

秋が深まり、寒くなってきましたね。皆さま体調をくずされないようご留意ください。 
朝日友の会では、11月24日、29日の2日間、美術館めぐりバスツアーを催行しました。今回の目的は、大正時代に活躍した画家・竹久夢二の生誕140年を記念する「YUMEJI展」。全国を巡回中の展覧会が、故郷の岡山でも開催されるということで行ってきました。
夢二郷土美術館では、貴重な油彩画3点を前に、学芸員の方の説明を受けてから館内を回ります。岡山会場限定の作品もいくつか展示されていました。次に向かったのは、瀬戸内市内にある夢二の生家。いまは記念館となっていますが、子ども部屋に夢二の落書きが残されていました。そして、生家の近くには、夢二が東京で暮らした少年山荘が復元されています。洋館の三角屋根を見上げると、先端にハート型の瓦が!(ハートは夢二のトレードマーク。作品にも残っています)。現地を訪れると、やはりいろんな発見がありますね。私も参加者の皆さんと一緒に、夢二のハートマークを探しました。
今年のバスツアーはこれで終わり。ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。来年は4月下旬にツアーを再開する予定です。どうぞお楽しみに!

夢二郷土美術館 本館

茅葺き屋根の夢二生家記念館

復元された住居兼アトリエの少年山荘

2024.12.03

関西フィルハーモニー管弦楽団第351回定期演奏会 ゲネプロ見学レポート

受付(左:関西フィル受付 右:朝日友の会受付)

公演ポスターとシンフォニーホールのクリスマスツリー

11月29日、関西フィルハーモニー管弦楽団の「第351回定期演奏会」のゲネプロを、関西フィルハーモニー管弦楽団友の会の方30名と一緒に見学させていただきました。公演チケットをアスクプレイガイドでご購入いただき見学を希望された朝日友の会会員8名にご参加いただきました。
15時40分にみなさまご集合いただき、スムーズに入館が完了しました。
*いつもながらですが、みなさまのご協力に感謝いたします。
2階のカフェテリアで待機後、今回の席の案内(音の響きが良い2階真ん中席)や公演中と同様音に注意を払うことなどなど、開催中の注意事項説明をお聞きいただいた後、ホールに誘導、休憩のタイミングでいよいよ入場。
お好きな席におかけいただいて、ゲネプロ見学開始です。
曲はラヴェル「マ・メール・ロワ」に「ボレロ」。
個人的な感想ですが、座って指揮をするオーギュスタン・デュメイの手(とても長い!!)の優雅な動きと「マ・メール・ロワ」のもつ夢幻的な響きが素敵にマッチして、幸福でロマンティックなムードが広がりました。続いてのご存知「ボレロ」は本番さながらの盛り上がり、熱い空気に包まれました。あっという間に約1時間の見学は終了しました。
終了後は、一旦ホールから退出していただき、休息やお食事等でお過ごしいただいた後に、演奏会本番、ゲネプロとはまた違う緊張感のある演奏をお楽しみいただきました。
奇しくも、本公演は名誉指揮者となるオーギュスタン・デュメイの音楽監督最終の公演となりました。2011年就任から14年、朝日友の会でも指揮、または指揮&ヴァイオリンで演奏される公演を多数取り扱いさせていただきました。来年からは新指揮者体制となり、朝日友の会ではおなじみの主席指揮者・藤岡幸夫さんが総監督に就任されます。
2025年度もゲネプロ見学など企画していきたいと思いますので、その際はぜひご参加ください!

2024.11.26

11/19(火)役立つライフプランセミナー

セミナーの配布物

昨年の好評を受けて、今年も「役立つライフプランセミナー」は相続をテーマに、いざというときに備えてどのように財産を次の世代に引き継いでいくかを学びました。第一部の講師は、志和・髙橋綜合法律事務所の志和謙祐先生。2018年から2020年に大阪弁護士会遺言相続センター運営委員会委員長を務められ、遺言書についての著書も出されています。豊富な経験の中から、幾つかの相談事例をピックアップして、基本的な用語の説明から、揉め事にならないようにするためにはどういったことを意識して何を整理しておくべきかまで教えていただきました。第二部の講師は、三井住友海上あいおい生命保険、ライフ・コンサルタントの山口先生。第一部で出た、生命保険が遺留分制度や相続税対策に有効であるというお話しを受けて、第一部の内容をクイズ形式で復習しながら、相続対策に活用できる生命保険について学びました。ご参加いただいた方々はみなさま熱心に聞き入られていて、質疑応答でも活発に手が挙がり、有意義なセミナーとなりました。

2024.11.19

FESTIVAL PLAZA XMAS2024

パンフレットとスタンプカード

2024年も残すところ1カ月半を切り、朝日友の会がある大阪・中之島フェスティバルタワーでは、12月25日にクリスマス抽選会が開催されます。中之島の冬のお楽しみをご案内いたします。

【抽選会参加方法】
①抽選券をもらう―WEBサイト・冊子掲載商品をご購入または飲食で1回抽選券できます。
②スタンプを5個貯める―対象各店舗にて500円以上のご利用で1会計につき1スタンプ押印。スタンプ5個で1回抽選できます。
【スタンプ押印及び1回抽選券進呈期間】
2024年11月18日(月)~12月25日(水)
【抽選会場】
中之島フェスティバルタワーB1Fサンクンガーデン特設会場
【抽選会開催日時】
2024年12月21日(土)~12月25日(水) 11:30~19:00
【対象店舗】
〇フェスティバルプラザ各店舗※ローソン/ファミマ‼/タイムズカー/キッズスクエア/ヒルトン・グランド・バケーションズを除く  〇大阪中之島美術館:ミュゼカラト

詳細は「FESTIVAL PLAZA HAPPY WINTER」のパンフレットを入手、または
WEBサイトhttps://happywinter.jp/でご確認ください。

中之島界隈の美術館では、「法華経絵巻と千年の祈り」(中之島香雪美術館)は2024年11月24日(日)まで、「塩田千春 つながる私(アイ)」(大阪中之島美術館)は2024年12月1日(日)まで開催中。朝日友の会会員はそれぞれ一般・2人まで団体料金に割引です。またイベントの対象店舗には朝日友の会提携店も含まれておりますので、絵画鑑賞と併せてお楽しみください。

2024.11.14

10/17(木)ザ・キングズ・シンガーズ コンサート

公演パンフレット・チケットなど

アンコール曲

1968年ケンブリッジ大学の卒業生によって結成され、英国が生んだアカペラの「王様」と言われる「ザ・キングズ・シンガーズ」。
今回はメンバーの一人が体調不良のため、来日が見合わせとなり、曲目が変更になりました。
しかし、初めから5人だったかのように全く違和感を感じない素晴らしいハーモニーでよく知られた曲を満喫し、さすがと感心しました。
メンバー交代で日本語での曲紹介にどんどんステージに引き込まれ、これぞサービスと心が躍り、それぞれの曲については、歌詞をじっくり聞くことから新たな魅力を発見できました。どの曲も素晴らしいのですが、特に「竹田の子守歌」「花は咲く」アンコールの「もののけ姫」という日本の歌と、彼らの声・ハーモニーのもつ哀愁がベストマッチで、心が洗われるような感動がこみ上げました。
声だけでこれほど非日常を楽しめることに驚き、幸福な時間を過ごすことができた贅沢なコンサートでした。

2024.11.06

アサヒメイト10月号プレゼント

公演チケット類

美術展チケット

京都非公開文化財特別公開拝観券

ご報告が遅くなりましたが、アサヒメイト10月のプレゼント全商品の抽選、発送、発送手配を完了いたしました。
今月は予想通り、飛びぬけて人気が高い「栗きんとん詰合せ」が1位、続いて毎回人気が高い「有馬温泉太閤の湯 入館チケット」(1人あたり4枚!とってもお得!!)、「京都非公開文化財特別公開 拝観券2枚」「11月文楽公演」「神戸ゆかりの美術館 響き合う絵画」「米朝一門会 なら100年会館」「市立伊丹ミュージアム 伊藤潤二展 誘惑」と続きました。
今回は、美術展招待券は残念ながら60組でしたが、公演や入館チケットを多数ご提供いたしました。
やっと涼しくなり、突然秋の行楽シーズンに突入した感じがいたしますが、会報誌「アサヒメイト」で、ご紹介、チケットプレゼントをいたしました美術展もまだまだ開催中です。いまだ!!とばかりに紅葉狩りがてら美術館にも足をお運びいただければと存じます。
開催終了は各美術展11月下旬、12月初め、1月下旬までと各美術展で異なりますので、「アサヒメイト」やHPなどでご確認の上、お楽しみください。

2024.10.29

10/20(日)及川浩治 オール・ショパン ピアノ・リサイタル

アンコールも含めて「オール・ショパン」でした

今年は、名曲と難曲がズラリと並んだオール・ショパンプログラム。「情熱のピアニスト」と称される及川さんですが、情熱だけではない様々な趣のショパンをみせてくれました。前半最後の”木枯らし”が特に印象的でした。及川さんのリサイタルで聴くのは初めてでしたが、表情豊かな演奏に圧倒されました。嬉しかったのはアンコール最後のノクターン”遺作”。個人的に及川さんの”遺作”が好きなので、内心で「キターッ」と快哉を叫ぶような気持ちでした。公演終了後は楽屋口でサイン会。ついさっきまで鍵盤の上を縦横無尽に動いていた手でペンを握りさらさらと。サインから音が流れるわけではありませんが、ショパンがリフレインしてきそうな特別感があります。及川さん、新幹線の時間が迫る中、ギリギリまでありがとうございました!

2024.10.24

眷属展にいきました☆

 みなさまこんにちは
やっと涼しくなったと思ったら、またもや暑い日もあり…
今年の秋は中々安定しませんね
しかーし!「芸術の秋」はやってきていますよ(笑)
先日、龍谷ミュージアムで開催中の「眷属(けんぞく)」に行ってきました
(10月22日から後期に展示替えしています)



眷属
とは…
仏菩薩など信仰の対象となる主尊に付き従う尊格のこと。仏教美術では主尊のまわりを囲むようにあらわされ、仏法を守護したり、主尊を信仰する者に利益を与えたりする役割を担っています。(
龍谷ミュージアムHPより)


今回の展示では、曼荼羅や仏像、書物、経典など、様々な眷属に関する仏教美術を揃えています。
第1章「眷属ってなんだ?」では、曼荼羅図などの、どのあたりに眷属が描かれているのか、
また、仏様によって描かれている眷属の違いなどを、イラストで細かく説明しています。
第2章「護法の神々」ではより詳しく各御仏に仕える眷属を個別に紹介。
薬師如来の十二神将、般若菩薩の十六善神、千手観音の二十八部衆や、元々は鬼女であった十羅刹女など、
同じ眷属でも各時代や技法によって描かれ方が異なりますが、それぞれの作品からは力強さが伝わります。
第3章「ほとけに仕える子ども」では、今回の展覧会のメインキャラクターでもある、
不動明王の眷属童子「矜羯羅(こんがら)」「制吒迦(せいたか)」の像も。
(作品の説明も、こんがらとせいたかが担ってくれてます)
あれっ、地蔵菩薩の眷属にも、2童子がいる?!(←作品をぜひご覧ください(笑))
そして、第4章「果てしなき眷属の世界」の中には神狐像も含まれているのを見て、
なるほど、眷属として従事するのは動物も含まれるのだなぁと思ったりしました。
眷属たちの頭の上にも、ぜひ注目してみてください

仏教界の名わき役ともいえる眷属にスポットを当てた今回の展示内容、
荘厳な空間の中にユニークな一面も垣間見られ、個人的には斬新さを感じられた展覧会でした
ぜひみなさま足をお運びくださいませ

眷属(けんぞく)
龍谷大学 龍谷ミュージアム
11月24日(日)まで。月曜休館(11月4日は開館。翌日休館)
10時~17時※10月の金曜は20時まで。入館は閉館30分前まで。
一般1,600円(団体1,400円)、大学・高校生900円(700円)、中学・小学生500円(400円)
朝日友の会会員証利用で団体料金に割引(4人)

2024.10.11

大阪中之島美術館「塩田千春 つながる私(アイ)」

ドイツ・ベルリンを拠点に活躍する大阪出身の現代美術家、塩田千春さん。大阪中之島美術館で、大規模な個展が開催されています。私も秋晴れの日に行ってきました。
館内のエスカレーターを上がってすぐ目に飛び込んできたのは、天井から降り注ぐ赤い糸と巨大なドレス。第二次世界大戦時、オーストリアの強制収容所にいた囚人と職員の絆がモチーフになっているそうです。この作品の中を通って展示室へ向かうのですが、ふと見上げると、びっしりと網目模様が広がっていました。作品全体が緻密に計算され、編み込まれていることに驚き、制作過程を知りたくてうずうずしてしまいました。
海外に暮らし、闘病を経験し、作品を通じて「生きることとは」「存在とは」と問い続けている塩田さん。赤い糸が表すのは血管であり、人と人を結びつける見えない糸なのだとか。スライドショーでは、彼女が作品を生み出すまでの心の葛藤や強い想いを伺い知ることができます。
そして会場の中心にあったのは、大作「つながる輪」。今年の夏、「つながり」をテーマに広くエピソードを募集して、集まった1500枚以上の紙が赤い糸で編み込まれ、大きな輪のように宙に浮かんでいます。のぞき込むと、大切な家族や友人へのメッセージが綴られていました。
私たちは社会や家庭の中で、さまざまな人とつながりを持って生きています。コロナ禍での行動制限を経てふたたび時間が動き出したいまだからこそ、塩田さんの作品と対峙することで、心の深淵から込み上げてくるものがありました。展覧会は12月1日(日)まで。朝日友の会会員証提示で一般のみ3人まで団体料金割引になります。

1500以上のメッセージが宙に浮く「つながる輪」

2024.10.08

アサヒメイト9月号プレゼント

ご当選されたみなさま、おめでとうございます!!

美術展招待券とチラシ

ご報告が遅くなりましたが、アサヒメイト9月のプレゼント全商品の抽選、発送、発送手配を完了いたしました。
今月は予想通り「佐渡のめぐみセット」が1位、続いてこちらも毎回人気が高い「京都東急ホテル 宿泊券(1泊朝食付き)」。その後は「美しい春画」、「デ・キリコ展」、「塩田千春 つながる私(アイ)」、「眷属(けんぞく)」と朝日友の会会員さまに人気が高い美術展招待券に、「ポップサーカス神戸公演 前売入場券」が続きました。
今回は、美術展招待券が4種と多く提供できました。やっと長かった暑さから解放され、行楽の秋到来という感じになりつつあります。各美術展11月下旬または12月初めまで開催しておりますので、当選されなかった方も会員割引をご利用いただいて、過ごしやすい気候の間にぜひ足をお運びください。

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