朝日友の会(アサヒメイト)は株式会社ASCが運営しています。

スタッフブログ

2025.04.24

奈良国立博物館 『超 国宝-祈りのかがやき-』

すみっコぐらしがすみっコから前に出てきてくれています!

撮らずにはいられないかわいい鹿さん

今春の目玉美術展、「超 国宝-祈りのかがやき-」を鑑賞してきました。古墳時代の七支刀から飛鳥、奈良、平安、鎌倉、室町…時代を超えた、国の宝に相応しい作品群は圧巻でした。偶像崇拝は多くの宗教で禁じられていますが、偶像そのものを崇めているのかどうかはともかく、偶像が自分たちを見守ってくれている、人々の心の拠り所として機能してきたことは紛れもない事実だと思います。天災、飢饉、疫病など、思うままにならない困難の中、いつでも変わらぬ姿でいてくれる対象だからこそ、心が安らぎ祈りを捧げられる。そんなことを感じた展覧会でした。
さて、国宝に対して畏れ多いことならが、それでもやっぱりお気に入りを挙げさせていただきます。今回は、作品番号81「十一面観音像」です。鮮やかな彩色や截金が美しい作品ですが、特に気に入ったのは、少し右斜め下を向くお姿です。見透かされる緊張から解き放たれて、僅かな隙を垣間見るような高揚感を覚えました。
『超 国宝-祈りのかがやき-』は6/15(日)まで開催。朝日友の会会員証の提示で半額になります(一般1人)。

2025.04.15

アサヒメイト3月号プレゼント

ご当選されたみなさま、おめでとうございます!

ご報告が遅くなりましたが、アサヒメイト3月号のプレゼント全商品の抽選、発送、発送手配を完了いたしました。
今月は、会員のみなさまに人気が高い大型美術展が揃いました。「京都国立博物館『日本、美のるつぼ』」、「奈良国立博物館『超 国宝』」が人気を2分し、続いてはやはり食品「月揚案のさつまあげ 5種詰合せ」、「ベイユベール 焼菓子詰合せ6種12個」、「有馬温泉太閤の湯 入館チケット」、「国立文楽劇場 4月文楽公演」の順となりました。
会報誌「アサヒメイト」でも繰り返しご紹介しておりますが、
●「京都国立博物館『日本、美のるつぼ』」は朝日友の会会員証ご利用で団体料金に割引(3人)
●「奈良国立博物館『超 国宝』」は朝日友の会会員証ご利用で、一般を1人のみ半額に割引
いよいよ今週末4月19日(土)開催します。いずれも会期は6月15日(日)まで。
春は他にも美術展がたくさん開催されます。
詳しくはアサヒメイトと朝日友の会ホームページでご確認ください。
www.asahimate-osaka.com/special/artlist/

朝日友の会会員証や朝日友の会クラブオフ特典ご利用でお食事プランなども併せてお得にご利用ください。

2025.04.08

春爛漫

フェスティバルタワー北側の桜

朝日友の会の事務局が入っている中之島フェスティバルタワーの前にある桜が綺麗に咲いています。
温かさと寒さが行きつ戻りつしましたが、いよいよ春らしくなってきました。
途端に今までのおこもり気分はどこへやら、外に出たい気持ちがムクムクと湧き上がってきます。

私と同じように外出気分が盛り上がっている会員様、アサヒメイト4月号でもお知らせしておりますが、4月は注目の美術展が目白押しです。
①「奈良国立博物館『超 国宝』」4/19~6/15 ※一般料金を半額に割引(1人のみ)
②「京都国立博物館『日本、美のるつぼ』」4/19~6/15 ※団体料金に割引(3人まで)
③「京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ『草間彌生 版画の世界ー反復と増殖ー』」4/25~9/7 ※団体料金に割引(5人まで)
④「京都文化博物館『和食』」4/26~7/6 ※団体料金に割引(6人まで)
⑤「中之島香雪美術館『すべてを描く萬(よろず)絵師 暁斎』」4/26~6/1 ※団体料金に割引(2人まで)
⑥「泉屋博古館『帰ってきた泉屋博古館 いにしえの至宝たち』」4/26~6/8 ※団体料金に割引(2人まで)
⑦「京都高島屋S.C.『第54回 日本伝統工芸近畿展』」4/9~14 ※無料(1人のみ)
加えて春秋恒例の「京都非公開文化財特別公開」も開催されます。この機会に美術を堪能されてはいかがでしょうか。
詳しくは、アサヒメイト4月号またはwww.asahimate-osaka.com/special/artlist/でご確認ください。

2025.03.27

3/23(日)おいしいクラシック2025

浦川さん、来年もよろしくお願いします!

ウラウラ司会によるおいしいクラシックも今年で4年目。毎年楽しみにしてくださっているお客様もたくさんいらっしゃり、アットホームな雰囲気の中、美味しいだけでなく楽しい楽しい公演でした。全編見どころ、聴きどころばかりでしたが、特にピックアップしたいのは、「本日のこだわりメニュー」、テレマン「ターフェルムジーク第3部-2つのホルンのための協奏曲より第2楽章」。ホルンの細田さんと小曲(こまがり)さんがステージの前で演奏してくださったので、ホルンのベル(広がった先端部分)に右手を入れて音を調整する様子がよく見えました。後半の最初は、指揮者体験コーナー。11歳の女の子とラジオの常連リスナーのリンダさん。お二人とも指揮も最後の決めポーズもバッチリでした。スペシャルメニューは、山際きみ佳さんのカルメン。ウラウラの表現を借りれば、「宝塚にいらっしゃいました?」と聞きたくなるほど、歌はもちろん演技も素晴らしかったです。米田覚士さんの指揮はキビキビとしていてとても明快。クルクルとリズミカルに動く指揮棒。米田さん、運動神経良さそう。客席には「ウラのウラまで浦川です」水曜レギュラーの角田龍平弁護士と月曜・木曜レギュラーの芸能記者の中西正男さんがいらっしゃっていました。角田さんは鮮やかな桜色の装い。ウラウラ曰く「角田さん目立つわ~」。一方、中西さんは黒一色のシックな装い。姿勢が良く品のある佇まいでカッコよかったです。
ABCラジオ「ウラのウラまで浦川です」は月曜から木曜の15時からの放送です。

2025.03.21

3/16(日)三浦文彰&清水和音 ベートーヴェン・ヴァイオリンソナタ全曲演奏会 第3回

雨の降る寒い一日でしたがたくさんの熱心なファンの方にご来場いただきました

ベートーヴェン・ヴァイオリンソナタ全曲演奏会、最終回の第3回目。朝日友の会の主催は第3回のみですが、ヴァイオリン・ソナタの最高傑作とも言われる第9番「クロイツェル」を含むプログラムです。本公演では、三浦さん、清水さん、お二人が演奏に入る際の所作の美しさが印象に残りました。客電が落ちて演者がステージに現れると、客席側も「いよいよ始まる」という緊張感に包まれます。三浦さん、清水さんの自然で滑らかな所作は、その力みを和らげてくれて、スッと演奏の世界に引き込んでくれました。ヴァイオリンとピアノが対等に渡り合う演奏にも力みはなく、音符や休符や記号がクルクルと絡み合っていく様が浮かぶよう。洗練されたハーモニーによって、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの流麗な曲調が一層際立って感じられました。

2025.03.13

プレバト才能アリ展に行ってきました☆

 みなさまこんにちは
少しずつ、春の気配が感じられるようになりましたね
日中の暖かさがうれしい時期、ぜひ朝日友の会の特典を利用してお出かけください
今回は、京都高島屋S.C.で開催中の「プレバト才能アリ展」に行ってきました

「プレバト!!」は現在テレビ放送中の人気番組。
今回は、13年間の番組内で出演者たちが作り上げた「才能アリ」な名作と、
おなじみの一流講師によるお手本を展示しています。
平日の夕方ごろながら、管内はたくさんの人で大賑わいでした
水彩画、消しゴムアート、一筆書き、立体模型、俳句等、さまざまなアートが満載
「アノ時放送されたあの作品!」「あの人がこんな作品をつくるなんて」と、
間近でみる作品群に、驚きと感嘆の連続でした
中でも出演者の1人、倉中るなさんが、期間中にライブペイントで書き上げた黒板アートは圧巻!
現地でゆっくり鑑賞してみてください
会場では出演者たちの作品をかたどったキーホルダーやMCを務める浜田雅功さんのイラストグッズなど
ここでしか買えないものがたくさんありますよ


会期:3月24日(月)まで(会期中は無休/10時~19時、最終日は17時まで)
※入場は閉場30分前まで
会場:京都高島屋S.C.(百貨店)7階グランドホール(阪急・京都河原町駅)
入場料:一般1,200円、大学・高校生1,000円、中学・小学生600」円
朝日友の会会員証利用で1人無料

2025.03.07

アサヒメイト1・2月合併号プレゼント

ご当選されたみなさま、おめでとうございます!

ご報告が遅くなりましたが、アサヒメイト1・2月合併号のプレゼント全商品の抽選、発送、発送手配を完了いたしました。
今月の応募数は、いつも人気が高いものがやはり人気で「京都東急ホテル宿泊券(1泊朝食付き)」、久々の登場「イオンシネマ シネマチケット」、毎号人気の食品「信州こだわりソーセージセット」、「焼き芋プレミアム」、「なんばグランド花月〈本公演〉指定席予約引換券」、「ホテルヒューイット甲子園 レストランギフト券 5,000円分」、「朝日新聞出版 『お江戸脳トレ帳』」の順となりました。
お馴染みの商品が並ぶ中、『お江戸脳トレ帳』が初めて登場いたしました。内容はどんなもの?と思われた方もいらっしゃるのではと思いますので、この場を借りて簡単に内容をご案内したいと思います。
江戸時代に流行した言葉あそびや文学・絵画で脳トレができる一冊で、判じ絵だけでなく、落語の謎かけ、江戸の文句・名文句の穴埋め、江戸小ばなし、和算、トリックアート鑑賞など文化・風俗を誓った設問を豊富に収録されています。
今回は他商品に人気のものが揃ったため上位ではありませんでしたが、脳トレ帳はプレゼントに登場するといつも人気が高いので、またご提供できればと考えております。他に漢字脳トレ帳も数種類ありますので、どのタイミングでどのタイプが登場するかはお楽しみに。

2025.02.28

中之島香雪美術館「20世紀美術の巨匠たち♡」

中之島香雪美術館で開催されている「大原美術館所蔵 20世紀美術の巨匠たち♡」に行ってきました。
なにより嬉しかったのが、マーク・ロスコの作品を見れたことでした。
マーク・ロスコの別の作品が、高村薫さんの小説「太陽を曳く馬」の作中に登場し
本の装丁にも使われています。
高村さんがインタビューで「ロスコの絵の前で立ちすくむような感慨を覚えた」と言われていたので
一度見てみたいと思っていました。
今回の展覧会では「無題(緑の上の緑)」が展示されています。
私は緑というより青に近いと思いましたが、絵に吸い込まれていくような
表現できない迫力を感じながら心は静まっていくような…。
何とも心地よく、2回、3回と作品の前に戻り、堪能しました。
同じ空間には香雪美術館所蔵の「薬師如来立像」も展示されていて
心静まる落ち着いた空間が広がっていました。
入ってすぐのラックに、出品リストと共に「ここに注目」というチラシが置いてあり
館長さんや学芸部長さん、受付スタッフの方の「イチオシ!」の作品を解説してあるので面白くてお勧めです。
展覧会は4月6日(日)まで。朝日友の会会員証提示で一般のみ2人まで団体料金になります。

2025.02.06

2/2(日)千住真理子 バレンタイン トーク&リサイタル

50周年記念のハンカチと
パンフレットが販売されていました

友の会からもお花を!祝祝!!

アンコールはバレンタインに
ちなんだ曲でした

今年は千住さんのデビュー50周年です。千住さんとバイオリンの歩みを振り返る、千住さんの想い出がたくさん詰まった曲に彩られたリサイタルになりました。
最初はラモー/鷲見三郎編「キラキラ星 変奏曲」、J.S.バッハ/千住 明編「2つのメヌエット」からスタート。幼い真理子ちゃんが懸命に弾く姿が思い浮かびます。そして、挫折しかけた千住さんがひたすら部屋で弾いていたというJ.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ」。傍からは千住さんのキャリアは輝かしいばかりに見えますが、50年間ただただ何の悩みもなく歩んできたなんてことはありません。苦しんで、でもやっぱり音楽に癒されて…様々な心の機微がバイオリンによって紡がれていきます。
後半は、ベートーヴェンの「ロマンス 第2番」に始まり、お兄さんの千住明さん作曲の「あの日”That day”」「風林火山 ~大河流々」。そして千住明さん編曲の歌曲へと続きます。教育者だったご両親と、それぞれ異なる分野で一流の仕事をされているお兄さんたち。そんな刺激的な環境も今の千住さんを育んだ要素の一つでしょう。もう一人のお兄さん、千住博画伯デザインによるフェイラーのハンカチが会場で限定販売されていましたが、休憩時間には貴重なハンカチを求めるお客様の行列が長く連なり、あっという間に完売してしまいました。
この後も1年かけて、日本各地で様々な公演が企画されていますが、オケと協演するときと、ソロやピアノ伴奏で弾くときでは音の出し方が全く異なるそうです。オケと一緒のときは輪郭をくっきりとさせて。ソロのときは繊細な表現でお客様に千住さんの心の中まで入ってきてもらうように。こんなお話しを聞けるのもトーク&リサイタルならでは。今年も一層充実した公演を楽しませていただきました。

2025.01.22

兵庫県立美術館「1995-2025 30年目のわたしたち」

年明けから連日のように報道されていた「阪神・淡路大震災」。1995年1月17日、目覚める前の街を襲った悲劇から30年が経ちました。被災した兵庫県立近代美術館を引き継いで誕生した兵庫県立美術館では、この節目に、6組7人のアーティストによる特別展を開催しています。
アニメーションを用いたインスタレーション作品で知られる束芋さんは、当時まだ学生で、神戸市内の実家で震災を体験しました。実家をモデルにした作品「神戸の家」では、スクリーンに赤い屋根の一軒家が描かれ、雲とともに不穏な空気が流れます。画面がグラグラと揺れ、大きな手が屋根を外すと部屋やキッチンなどの空間が現れて、家の中を2本の指が歩き回る…。不気味なシチュエーションに心がざわめき、それでも目を離さずにはいられません。
明石市出身の写真家・米田知子さんは、遠い異国の地で故郷が大地震に見舞われたことを知ります。テレビに映し出される映像にショックを受けながら、3月に一時帰国して被災地を撮影。モノクロの写真には、傾いた市役所や工場跡に散乱した靴底、傷ついたレコード盤などが写し出されています。そして30年の節目を前に、震災の日に生まれた人物を撮影しました。カラー写真で正面を向いた人物からのメッセージはありませんが、表情から意志の強さが伺えます。彼らのまなざしこそが、米田さんが伝えたかった明日への希望であり、いまも混沌としている社会に注ぐ一筋の光なのだと感じました。
展覧会は3月9日(日)まで。朝日友の会会員証提示で2人まで団体料金割引になります。

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