スタッフブログ
2024.10.11
大阪中之島美術館「塩田千春 つながる私(アイ)」
ドイツ・ベルリンを拠点に活躍する大阪出身の現代美術家、塩田千春さん。大阪中之島美術館で、大規模な個展が開催されています。私も秋晴れの日に行ってきました。
館内のエスカレーターを上がってすぐ目に飛び込んできたのは、天井から降り注ぐ赤い糸と巨大なドレス。第二次世界大戦時、オーストリアの強制収容所にいた囚人と職員の絆がモチーフになっているそうです。この作品の中を通って展示室へ向かうのですが、ふと見上げると、びっしりと網目模様が広がっていました。作品全体が緻密に計算され、編み込まれていることに驚き、制作過程を知りたくてうずうずしてしまいました。
海外に暮らし、闘病を経験し、作品を通じて「生きることとは」「存在とは」と問い続けている塩田さん。赤い糸が表すのは血管であり、人と人を結びつける見えない糸なのだとか。スライドショーでは、彼女が作品を生み出すまでの心の葛藤や強い想いを伺い知ることができます。
そして会場の中心にあったのは、大作「つながる輪」。今年の夏、「つながり」をテーマに広くエピソードを募集して、集まった1500枚以上の紙が赤い糸で編み込まれ、大きな輪のように宙に浮かんでいます。のぞき込むと、大切な家族や友人へのメッセージが綴られていました。
私たちは社会や家庭の中で、さまざまな人とつながりを持って生きています。コロナ禍での行動制限を経てふたたび時間が動き出したいまだからこそ、塩田さんの作品と対峙することで、心の深淵から込み上げてくるものがありました。展覧会は12月1日(日)まで。朝日友の会会員証提示で一般のみ3人まで団体料金割引になります。
1500以上のメッセージが宙に浮く「つながる輪」
2024.10.08
アサヒメイト9月号プレゼント
ご当選されたみなさま、おめでとうございます!!
美術展招待券とチラシ
ご報告が遅くなりましたが、アサヒメイト9月のプレゼント全商品の抽選、発送、発送手配を完了いたしました。
今月は予想通り「佐渡のめぐみセット」が1位、続いてこちらも毎回人気が高い「京都東急ホテル 宿泊券(1泊朝食付き)」。その後は「美しい春画」、「デ・キリコ展」、「塩田千春 つながる私(アイ)」、「眷属(けんぞく)」と朝日友の会会員さまに人気が高い美術展招待券に、「ポップサーカス神戸公演 前売入場券」が続きました。
今回は、美術展招待券が4種と多く提供できました。やっと長かった暑さから解放され、行楽の秋到来という感じになりつつあります。各美術展11月下旬または12月初めまで開催しておりますので、当選されなかった方も会員割引をご利用いただいて、過ごしやすい気候の間にぜひ足をお運びください。
2024.09.30
9/23(月・祝)オーケストラ・アンサンブル金沢 大阪定期公演
公演パンフレット・チケットなど
アンコール曲
毎年大好評のオーケストラ・アンサンブル金沢の大阪定期公演。今年は2019年《ロン・ティボー》優勝及び3つの特別賞に輝いた新たな才能・三浦謙司をソリストに迎え、OEKパーマネント・コンダクター川瀬賢太郎の2人を中心に若き熱量あふれる指揮で聴衆を魅了しました。
サン=サーンス「死の舞踏」で妖しくも美しい調べで始まり、三浦さんを迎え、ラヴェル「ピアノ協奏曲」。三浦ワールド全開、唯一無二の世界観に引き込まれました。ソリストアンコールでは、ショパン:24の前奏曲より第15番「雨だれ」で異なる細やかな表現に魅せられました。
通常は休憩時間となる前半終了後に、川瀬さん三浦さんをはじめ楽団員がバケツを持って能登半島地震と豪雨災害の募金に客席をまわられました。アンサンブル金沢スタッフは実家が被災されたなど能登や輪島出身の方も多く、元々創設音楽監督を務めた岩城さんが阪神大震災で被災された際に行われたバケツ募金を受け継がれたとのことです。
ひと息ついて後半は、ブラームス「交響曲第2番」。のびやかな楽想と牧歌的な雰囲気にあふれたこの曲は、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」にちなんでブラームスの「田園交響曲」とも呼ばれる明るく輝かしい曲想に会場は大変な盛り上がりで、ブラボーの声が響きました。そして、公演の最終アンコールには川瀬さん明るい調と言われるニ長調の、ヤン・バン・デル・ロースト「カンタベリー・コラール」で締めくくられました。
避けようがない災害ではありますが、音楽を聴くことができる喜びと幸せに感謝し、できることで息の長い協力をとの思いを強くする公演でした。
2024.09.25
出石永楽館で歌舞伎鑑賞 好評受付中!
出石永楽館 内観(イメージ)
片岡愛之助
朝日友の会のツアーでは落語の公演でお馴染みの出石永楽館。
今回初めて、歌舞伎鑑賞でのご紹介です。
2008年に大改修を経てよみがえった出石永楽館の、こけら落とし公演となった「永楽館歌舞伎」。
人気の歌舞伎役者、片岡愛之助さんほかの出演により、毎年大きな盛り上がりを見せています。
今年で14回目となる公演の、11月7日(木)の昼の部にご案内します。
まだまだお申し込みは間に合います。この機会に是非お楽しみください!
【お申し込み】
神姫観光株式会社
電話:078-271-8002(10:00~17:00、日曜休み)
料金:1人25,800円(歌舞伎鑑賞代、弁当代込み)
詳しくはこちらへ→朝日友の会の特別企画バスツアー
2024.09.20
神戸市立博物館「デ・キリコ 展」
神戸市立博物館で開催中の「デ・キリコ展」。デ・キリコといえば、ダリやマグリット、シュルレアリスムの画家に影響を与えた20世紀美術の巨匠です。ただ、その作品は「不可解」「奇妙」「謎」などの言葉で表され、他の画家と一線を画しています。今回の展覧会はデ・キリコの画家人生をたどるもので、私も謎が解けるのか期待しながら出かけました。
会場に入ってすぐ、デ・キリコの代名詞とも言える「バラ色のイタリア広場」が目に入ります。ある秋の日の昼下がり、イタリア・フィレンツェの広場にいたデ・キリコ は、見慣れたはずの風景が初めて見るような感覚に陥ったそうです。これが「形而上(けいじじょう)絵画」制作のきっかけでした。大胆かつ遠近感のない構図、人影はないけれど何かの視線を感じて心が落ち着かない…。そこには非日常の世界が広がっています。
ニーチェの哲学を愛し、戦争を経験し、何度も住まいを変えたデ・キリコ。「イタリア広場」「マヌカン」シリーズの形而上絵画で世間から高い評価を得ますが、その後、ベラスケスやティツァーノの作品に感銘を受け、古典的な絵画を描くようになります(ダリや画家仲間から批判を受けることに)。晩年にはまた形而上絵画に戻りますが、作風は一変し、太陽や月などをモチーフとした明るいポップ調のものになりました。部屋の中に出現した海でボートを漕ぐギリシャ神話の英雄はデ・キリコ自身? それとも?
悩む私たちを眺めながら、デ・キリコはしてやったりとほくそ笑んでいるのかもしれません。謎を解く鍵を探すよりも、それぞれの解釈でデ・キリコの世界を楽しむのが一番だと感じました。ぜひ、会員の皆さんも足を運んでみてください。
展覧会は12月8日(日)まで。朝日友の会会員証提示で5人まで団体料金割引になります。
2024.09.09
ゲゲゲの妖怪100物語 ご感想いただきました☆
みなさまこんにちは
9月に入ってもまだまだ暑い日が続きますね
今日は現在開催中の「ゲゲゲの妖怪100物語」にお出かけされた会員様からのご感想をいただきましたので、
ご紹介させていただきたいと思います
100の妖怪が見れて、おもしろかったです
人型の雪女?が、ふと自分の後ろに立っていてびっくりしました
一瞬、どうしたら良いかわからず…(笑)
猫娘と鬼太郎がいて、一緒に写真を撮ってもらって大興奮でした
きっとファンにはたまらないと思います
ほかにも、いろんなところにたくさん仕掛けがあり、楽しめました。
グッズもたくさんそろっているので、どれを買うか迷いましたが、
記念にカバンを購入して大満足でした。
特に、60代以上のゲゲゲの世代の人ははまると思いますよ。
遊びにいってもらいたいです
(枚方市・ペンネーム おサダまさしさんより)
ご感想、ありがとうございました!
友の会の特典をご利用いただき、ぜひ足をお運びください
ゲゲゲの妖怪100物語
会期:9月23日(月・休)まで 10時~17時※入場は閉場30分前まで
会場:ひらかたパーク イベントホール(京阪・枚方公園駅下車)
入場料:おとな(中学生以上)1,700円、こども(2歳~小学生)1,200円
朝日友の会会員証利用で200円引き(5人)
※チケットうりばで購入時に朝日友の会会員証をご提示ください。
※「ひらかたパーク」に入場せず、イベントホールに入場できます。
2024.08.27
アサヒメイト7・8月合併号プレゼント
ご当選されたみなさま、おめでとうございます!!
アサヒメイト7・8月合併号プレゼント全商品の抽選、発送、発送手配を完了いたしました。
今月は予想通り、「浜名湖うなぎ蒲焼」がダントツの1位。続いて「THE HOTEL HIGASHIYAMA by Kyoto Tokyu Hotel」、その後はやはり食品「なかひら農園 国産素材果汁100%ジュース」、毎回人気が高い「ホテルヒューイット甲子園 レストランギフト券 5,000円分」、「健康脳パズル」、「及川浩二 ショパンの旅(CD)」、「リーガロイヤルホテル文化教室 音の魔術師たち~その音楽と生涯~『JAZZ作曲家編』」の順になりました。
今回はCDプレゼントの及川浩二さんについてご紹介いたします。
朝日友の会の主催公演では、毎年10月にご出演いただいており、朝日友の会の会員様にはお馴染みの人気ピアニストです。
及川さんは、ショパン没後150年ショパン・メモリアルの1999年に「ショパンの旅」と題したコンサートツアーを行い、全国3万5千人を動員しました。ダイナミズムと繊細さを併せ持つ演奏は、及川浩二にしか描けないショパンの世界に誘います。
そんな及川さんの「オール・ショパン・プログラム」ピアノ・リサイタルを、今年は10月20日(日)14時から「ザ・シンフォニーホール」で開催いたします。ご本人によるとショパンのエチュード・バラード・スケルツォからまさに「いいとこ取り」の選曲とのこと。ショパンの世界をたっぷりとご堪能いただけます。
まだ、聴いたことがないとおっしゃる方、せび一度コンサートに足をお運びいただき、ショパンの世界に浸ってみませんか。
2024.08.23
髙島屋大阪店 『発掘 恐竜王国展』
フクイベナートルの生態復元ロボット
フクイベナートル・パラドクサスの骨格
福井県の公式恐竜キャラクター、ラプトとサウタンとティッチーが案内してくれました。恐竜がいた時代は、さんじょうき、じゅらき、はくあき。さんじょうき、じゅらき、はくあき。早口言葉で覚えましょう。まずゾーン1は「世界の恐竜王国」。ティラノサウルス(幼体)の生態復元ロボットが展示されていました。リアルな質感で鳴き声をあげながら動いており迫力満点。見学している子どもたちも大喜びです。動くといっても足は固定されているので、子どもに危害を加えることはもちろんありません。じっと見つめていると見つめ返してくれました。ゾーン2は「日本の恐竜王国FUKUI」。福井県勝山市にある、恐竜の化石が多数発見されている”ボーンベッド”などを紹介。福井県で発掘された「フクイベナートル」のロボット展示も。フクイベナートルは獣脚類に分類され、鋭いカギ爪が特徴です。顔や足以外は体毛に覆われていて前足?腕?の後ろには羽があります。しっぽはシマシマ。このフクイベナートルが今回のお気に入り。華やかでビジュアル系恐竜といった趣です。ゾーン3は「いざ発掘に挑戦!」。発掘作業をバーチャル体験できます。子どもたちが並んでいたので、私は遠慮しました。ゾーン4は「福井の恐竜たち」。福井県で発掘されたフクイラプトルやフクイサウルスの全身骨格が展示されていました。発掘作業について学んだ後なので、あの地道な作業で発掘されたのかと思うと一層感慨深いものがあります。最後はゾーン5、「恐竜博物館出張所」。昨年7月にリニューアルされた勝山市の恐竜博物館のご案内です。まだ行ったことがないので、是非行ってみたい!
『発掘 恐竜王国展』は9/2(月)まで開催。朝日友の会会員証の提示で無料になります(1人)。
2024.08.20
秋の信州旅におすすめ!「諏訪市原田泰治美術館」
残暑厳しい日々ですが、処暑(暑さの終わり)が近づいて、わが家の周りでも秋の虫が鳴きはじめています。季節はゆっくりと進んでいるんですね。
さて、紅葉シーズンに向けて、旅行の計画を立てていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?朝日友の会では、長野県にある諏訪市原田泰治美術館と新規提携をしました。日本の原風景と人々を描いた「素朴画」で人気の原田泰治さん。その貴重な原画がテーマに合わせて展示されています。館内はバリアフリー設計で歩きやすく、ティールームからは美しい諏訪湖の景色を一望できます。朝日友の会会員は入館料が5人まで団体料金となり、ポストカードのプレゼントもあります(詳しくはアサヒメイト9月号とホームページをご覧ください)。
関西からの交通アクセスは、JR名古屋駅から特急しなのを利用し、塩尻駅乗り換えで上諏訪駅へ。駅からはバスかタクシーが便利です。塩尻駅からレンタカーもおすすめですよ。ぜひ、秋の信州旅のルートに加えてください。
湖畔にたたずむ諏訪市原田泰治美術館
ティールームからは諏訪湖の絶景を楽しめる
2024.08.14
第13回 ナカノシマせんべろ
せんべろパンフレットとスクラッチカード
菓菓かはんのお菓子とパンフレット
GLITHI COFFEEのカフェせんべろ
朝日友の会事務局があるフェスティバルタワーを含む中之島フェスティバルプラザで、“サクッと一杯 ナカノシマせんべろ第13回”が9月1日まで開催中です。以前からのせんべろ、にせんべろに加え、飲み放題にせんべろとバリエーションが豊富になりました。
パンフレットに掲載の対象店舗にてせんべろメニューを注文ごとに1スタンプ押印してもらえ、スタンプが4つ貯まると
①カード1枚で―せんべろ1回券として利用、②カード2枚で―60分飲み放題にせんべろ、また、にせんべろ1回無料、③カードをためて―せんべろ交換ギフトと交換(カード枚数に応じたお好きな商品と)
以上①~③のいずれかの特典をご利用いただけます。
私のお目当ては、カフェせんべろ。今回はタワーウエスト1Fの「GLITCOFFEEFEE」でカフェラテとチョコブラウニーをいただきました。まろやかなカフェラテと濃いブラウニー、満足度が高い組み合わせ、疲れが吹き飛びます。
そして、タワーB1の味も包装もお洒落な「菓菓かはん」で「洋菓子のような和菓子」を購入。1会計1,100円以上ご購入で1スタンプもらえます。おまけに朝日友の会会員証で5%割引も受けられます。
楽しみながらスタンプを集められるナカノシマせんべろ。
コンサートや美術展のついでに、ぜひお立ち寄りください。
詳しくはhttp://festivalplaza.jp/かビルに設置のパンフレットでご確認ください。
(オペレーションセンター06-6231-7555)
- 1 / 31
- »