スタッフブログ
美術館めぐり
2026.07.17
愛知県美術館で「スウェーデン絵画」を鑑賞
猛暑でバテそうな日々、皆さんお変わりありませんか?7月12日、15日に「美術館めぐり」バスツアーを催行しました。今回の目的は、観る機会の少ない「スウェーデン絵画」。美術好きのリピーターさんがたくさん参加されました。
まず、食事処まんだらで昼食。ちょうど大相撲名古屋場所が始まり、駐車場に部屋ののぼりが立っています!すぐそばに稽古用の土俵もあり、皆さん興味津々で眺めていらっしゃいました。
昼食後は、ヤマザキマザック美術館へ。世界的な工作機械メーカーの創業者が集めたコレクションは、フランスのロココ時代からエコール・ド・パリまでの絵画や工芸品。贅沢な雰囲気の空間で、音楽ガイドを聞きながら(クラシック音楽も流れます〜)鑑賞しました。
そして、いよいよ愛知県美術館で開催中の「スウェーデン絵画」展へ。スウェーデンでは1870年代後半、若い芸術家たちが新たな表現を求めてフランスへ渡ります。そして、後に故郷へ戻り、自然や日常の家族との暮らしを描くようになりました。印象派ではなく、バルビゾン派(ミレーやコロー)の影響を受けたという作品は、穏やかな光であふれています。広大な自然や家族の肖像、どれも深い愛情に満ちていて、私自身も何とも言えない幸福感に包まれました。
2日間、ハプニングもありましたが、皆さんのご協力があって無事に終了しました。次は暑さが落ち着いた10月下旬に予定しています(アサヒメイト9月号に掲載)。またお会いできるのを楽しみにしています!
オット・ヘッセルボム「夏の夜」(スウェーデン絵画展より)
カール・ラーション「カードゲームの支度」(スウェーデン絵画展より)
2026.04.15
「美術館めぐり」バスツアー「足立美術館で春季特別展を鑑賞」
4月9日、11日と今年初めての「美術館めぐり」バスツアーを催行しました。目的地は、3年ぶりの足立美術館(島根県安来市)。中国自動車道を西へ向かうと、車窓から若緑色の山々と山桜が見え、春の到来を感じます。
美術館では特別展「日本画ハイライト 足立美術館とっておきの名画」を開催中。横山大観、竹内栖鳳、上村松園ら巨匠の作品が展示されています。そして足立美術館といえば、壮麗な日本庭園。専属の庭師8人が精魂込めて手入れする庭は落ち葉一つなく、「庭園もまた一幅の絵画である」と語った創設者の足立全康氏の理想の姿であり続けています。庭の隅では、若い庭師の方がほうきを手に黙々と作業をされており、見ている私たちにも緊張感が伝わってきました。
ふと、遠方に目をやると、背後の山に薄紅色の山桜が咲いています。大観も市中より山中の桜を愛したそうですが、人の手の及ばない生命の美しさに心がなごみました。
ツアーにご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。次回は7月中旬(アサヒメイト6月号掲載)に予定しています!
2025.11.27
「美術館めぐり」バスツアー「徳川美術館で『国宝 源氏物語絵巻』鑑賞」
11月中旬、今年最後の美術館めぐりバスツアーを催行しました。目的地は名古屋。10年に一度公開される特別展「源氏物語絵巻」(国宝)を観ようと意気込んで徳川美術館へ向かいます。
事前に混雑していると聞いていましたが、入館はスムーズで、最初に武具や茶道具、豪華な衣装など徳川家に伝わる名品の数々を鑑賞します。そして、いよいよ目当ての展示室が近づくと…そこには長蛇の列が!最前列で鑑賞するには1時間待ちだそうです。せっかくの機会だからと自分に言い聞かせて、おとなしく並びました。
展示室では一列でゆっくりと進みます。平安時代に描かれた最古の「源氏物語絵巻」。流麗な仮名文字と、金箔や天然の顔料を使った色の濃淡が残る絵に思わず見入ってしまいます。列に並ばずに後方から単眼鏡で鑑賞される方もおられ、「その手があったか!」と感心しました。
参加者の皆さんは、待ち疲れて歩き疲れて、早々にバスに戻られる方もいらっしゃいましたが、「貴重な作品を観られて良かったです」と口々におっしゃっていました。私も同感です。ただ、行程にあった紅葉見学ができず、大変申し訳なく、心よりお詫びいたします。
今年のバスツアーは計5回。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。
薄曇りの寒い一日でした(18日)
10年に一度の特別展!「国宝 源氏物語絵巻」
2025.10.29
「美術館めぐり」バスツアー「兵庫陶芸美術館と丹波焼陶器まつり」
急に寒くなりましたね。会員の皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。
朝日友の会では、暑さの残る10月10日と12日、美術館めぐりバスツアーを催行しました。行く先は2年ぶりの丹波篠山。名物・黒枝豆の販売が解禁されたばかりとあって、城下町は多くの人でにぎわっています。人気の古民家レストランでランチを楽しんだ後、今田町の立杭地区へと向かいました。
今回の旅のテーマは「民藝」。柳宗悦が提唱した「民藝(民衆的工藝:日常の器に美が宿る)の誕生から100年、丹波焼の里で窯元めぐりや展覧会を楽しむのが目的です。兵庫陶芸美術館では「MINGEI ALIVE〜いま、生きている民藝」展を鑑賞。民藝運動ゆかりの富本憲吉や河井寛次郎らの代表作から現在活躍中の作家の器までじっくりと堪能しました。また、会員の皆さんは、丹波焼の器が展示販売されている「陶(すえ)の郷」で、気に入った皿や茶碗を購入したり、最古の登り窯まで足を延ばしたりと、思い思いに過ごされていました。そして、バスガイドさんの歌声に癒やされながら(最近リクエストが多いです♡)帰路につきました。
12日は道路渋滞による行程変更もありましたが、無事に終えることができました。ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
いいお天気!篠山城大書院の前で。
兵庫陶芸美術館の中庭には少しだけ色づいた木も。
2025.06.13
「美術館めぐり」バスツアー「鳥取県立美術館とレトロな町並み散策」
梅雨入り前の6月1日、4日、美術館めぐりバスツアーを催行しました。今回の目的地は、今年3月末にオープンした鳥取県立美術館(ウォーホルがデザインした台所用品の箱を約3億円で購入したことでも話題になりました!)。
倉吉市までは片道約3時間半。ちょうど昼過ぎに到着すると、白壁土蔵群にある古い町屋を改装した食事処へ。日本海の幸などを使った和定食をいただき、食後に周辺を散策して美術館へと向かいました。
当日は開館記念展「アート・オブ・ザ・リアル」を開催中。「リアルとは?」という壮大なテーマのもとに全国の美術館から集められた作品約180点が展示されています。高橋由一の有名な「鮭図」から鈴木其一の「風神雷神図襖」、前田寛治や藤田嗣治らの裸婦(絵画)、そしてウォーホルの「ブリロ・ボックス」と森村泰昌の「モリノ・ボックス」(!)まで、貴重な作品やウイットに富んだ力作など、見ていて飽きません。美術館には休憩スペースもたくさんあり、皆さんマイペースに過ごされていました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。次回のバスツアーは涼しくなる秋頃に予定しています。どうぞお楽しみに!

木の温もりと陽光あふれる美術館

噂のブリロ・ボックス。約3億円!

展望テラスでのんびり過ごす人々も
2025.05.08
春の京都で特別展「日本、美のるつぼ」を鑑賞
4月27日、30日に今年最初の日帰りバスツアーを催行しました。まず向かったのは、京都の東山・鹿ヶ谷にある泉屋博古館。1年間のリニューアル工事を経て、館内はより広く快適な空間になっていました。青銅器ギャラリーでは、動物や空想上の獣などをモチーフにした中国古代の青銅器がたくさん展示されています。会員の皆さんはスタッフの方に熱心に質問し、時間をかけて鑑賞されていました。その後、通路を歩いて別棟へ。リニューアルを記念する名品展では、伊藤若冲の「海棠目白図」や勇ましい「毘沙門天立像」をはじめ、住友家が誇る至宝の数々を堪能できました。
午後からは京都国立博物館へ。大阪・関西万博を記念して開催中の「日本、美のるつぼ」展を鑑賞します。俵屋宗達「風神雷神図屏風」や葛飾北斎「冨嶽三十六景」が注目されていますが、古墳時代の埴輪(はにわ)や銅鐸、美しい蒔絵や天目茶碗、異国の織物でつくられた秀吉の陣羽織など、古美術や歴史ファン憧れの、まさに日本の宝がびっしりと並んでいました。参加者の皆さん、思わず力が入ったのでしょうか。途中で疲れてソファや庭園で休憩される方もいらっしゃいました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!次の「美術館めぐり」は6月の鳥取県立美術館です。またお会いできるのを楽しみにしています!
泉屋博古館の休憩スペースと天然芝の中庭
ユニークな造形の酒器、象文兕觥(ぞうもんじこう)
ツツジが満開の京都国立博物館
「すみっコぐらし」とコラボ!記念撮影コーナー
2024.12.06
「美術館めぐり」バスツアー「YUMEJI展と夢二の故郷を訪ねる旅」
秋が深まり、寒くなってきましたね。皆さま体調をくずされないようご留意ください。
朝日友の会では、11月24日、29日の2日間、美術館めぐりバスツアーを催行しました。今回の目的は、大正時代に活躍した画家・竹久夢二の生誕140年を記念する「YUMEJI展」。全国を巡回中の展覧会が、故郷の岡山でも開催されるということで行ってきました。
夢二郷土美術館では、貴重な油彩画3点を前に、学芸員の方の説明を受けてから館内を回ります。岡山会場限定の作品もいくつか展示されていました。次に向かったのは、瀬戸内市内にある夢二の生家。いまは記念館となっていますが、子ども部屋に夢二の落書きが残されていました。そして、生家の近くには、夢二が東京で暮らした少年山荘が復元されています。洋館の三角屋根を見上げると、先端にハート型の瓦が!(ハートは夢二のトレードマーク。作品にも残っています)。現地を訪れると、やはりいろんな発見がありますね。私も参加者の皆さんと一緒に、夢二のハートマークを探しました。
今年のバスツアーはこれで終わり。ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。来年は4月下旬にツアーを再開する予定です。どうぞお楽しみに!
夢二郷土美術館 本館
茅葺き屋根の夢二生家記念館
復元された住居兼アトリエの少年山荘
2024.08.06
「美術館めぐり」バスツアー「小さな美術館をめぐる夏の旅」
梅雨明けの7月下旬、美術館めぐりバスツアーを催行しました。今回のテーマは「芸術家あこがれの地、フランス」で、愛知県にある2つの個性的な美術館を訪ねます。まずは小牧市のメナード美術館。メナード化粧品の創業者ご夫婦が中心となって収集した国内外のコレクションで知られています。当日は「額縁の向こうのFRANCE」展を開催中。19世紀から20世紀にかけて芸術の都フランスで活躍したセザンヌ、ルノワール、マティスらの作品と、渡仏した日本人画家の作品が展示されています。佐伯祐三と荻須高徳の風景画が並んでいるのは感慨深いものがありました。
そして次に、稲沢市にある荻須記念美術館へ。当日は常設展示のみでしたが、学芸員の方に解説していただきながら、展示室を進みます。館の一角には、荻須が暮らしたパリのアトリエも復元されていました。
今回のツアー、2日設定でしたが、受付初日でほぼ満席になるという人気ぶり。「ずっとメナード美術館に行ってみたかった」とおっしゃる女性もいらっしゃいました。皆さんご満足いただけたようで、帰りのバスもとても和やかな雰囲気でした。キャンセル待ちでお断りしてしまった方、誠に申し訳ございません。
次回も朝日友の会ならではのバスツアーをご提供できるよう努めます。そして、また皆さんにお会いできることを楽しみにしています!
瀟洒な雰囲気のメナード美術館
稲沢市荻須記念美術館前で記念撮影する皆さん
2024.03.15
2024年もバスツアーをお楽しみに!
寒くなったり暖かくなったり、春に向けて季節が動いています。そろそろ桜の開花が気になりますね。
さて、会報誌「アサヒメイト」3月号でご案内した今年初めてのバスツアーの日が近づいてきました。
3月31日、昨年ご要望の多かった鳴門市・大塚国際美術館です。その前に、桜の名所・淡路島の賀集八幡神社に立ち寄り、参加者の皆さんとお花見を楽しみたいと思います(咲いていますように!)。
お久しぶりの方、初めましての方、お会いするのを楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。
今年も5〜6回、バスツアーを催行する予定です。リクエストもお待ちしています。
システィーナ・ホール(2021年7月のツアーにて撮影)
モネの大睡蓮(2021年7月のツアーにて撮影)
2023.11.27
「美術館めぐり」バスツアー「ガウディとサグラダ・ファミリア展と紅葉散策」
11月14日、22日、23日の3日間、今年最後の美術館めぐりバスツアーを催行しました。
メインイベントは、滋賀県の佐川美術館で開催中の「ガウディとサグラダ・ファミリア展」鑑賞。その前に紅葉狩りということで、東近江市にある太郎坊宮(阿賀神社)へ。バスガイドさん曰く「勝運の神様」として有名で、アスリートたちが祈願に通うのだそうです。標高350mの山頂近くにある本殿まで、石の階段が何と740段!さすがに私たちにはキツいので、中腹にある駐車場にバスを停めて周辺を散策しました。今年は暑い日が長く続いたため、14日は紅葉にはまだ早く、22日、23日はきれいに色づいていました。
佐川美術館では、「サグラダ・ファミリア」のドローン映像(動画)や建築資料、彫刻などが展示され、未完の聖堂を身近に感じることができました。参加者の皆さんは約2時間、常設展示やカフェもお楽しみいただいたようです。
今年のバスツアーは計6回。ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。来春再開予定で、その間、リクエストもお待ちしています!引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
参集殿からの眺め(14日・紅葉にはまだ早い・・)
佐川美術館でのガウディ展
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JR・大阪城公園駅から約3分