朝日友の会(アサヒメイト)は株式会社朝日販売サービスセンターが運営しています。

スタッフブログ

2020.11.11

京都文化博物館 特別展『舞妓モダン』

京都文化博物館別館(重要文化財)

「鉄板こがめ」店長兼料理長の緒方さん

現在開催中の京都文化博物館『舞妓モダン』を鑑賞してきました。烏丸御池5番出口から出てすぐの三条通りを歩いて数分。三条通り沿いに出入口があるのは旧日本銀行京都支店(重要文化財)の別館の方です。辰野金吾も設計に携わった別館を抜けて、本館に入ります。まずは4階から。色とりどりの着物に身を包んだ、時にあどけなく時に妖艶に描かれた舞妓たちが次々と姿を見せてくれます。髪型、化粧、着物の着付け方、立ち居振る舞い…その独特の様式美が多くの画家たちの創作意欲を刺激してきたことが伺えます。文化史的観点からも興味深い作品がたくさんありました。今回のお気に入りは、竹久夢二と野長瀬晩花の合作、『京女百態』という絵巻物です。留置場に入っている女性が赤ん坊を抱いていたり、島原道中の太夫をオペラグラスで眺めている人がいたり、面白い!ポスターやチラシにも使われている北野恒富『戯れ』も、手触りが伝わってきそうな着物の絞りの質感が素晴らしかったです。
鑑賞後は、高倉通りを1分ほど北上したところにある「鉄板こがめ」へ。京風のだしの効いたお料理はどれも絶品です。お酒も好みに応じて、セレクトしてくれます。調理した状態で出してくれるので、油が服にはねる心配もありません。文博鑑賞後のお食事に是非おススメします。
『舞妓モダン』は11/29(日)まで開催。朝日友の会会員証の提示で団体料金に割引になります(6人まで)。

To top