朝日友の会(アサヒメイト)は株式会社朝日販売サービスセンターが運営しています。

スタッフブログ

2020年11月

2020.11.25

聖徳太子 時空をつなぐものがたり

聖徳太子「時空をつなぐものがたり」

クリスマスツリー

現在、香雪美術館で開催されている「聖徳太子 時空をつなぐものがたり」。
時とともに変貌を遂げる太子の伝記やゆかりの作品が展示されています。香雪美術館が所蔵する作品の修理もクローズアップされ、「聖徳太子像」と「聖徳太子絵伝」の修理が完成したのを記念した特別展です。
「聖徳太子 時空をつなぐものがたり」は12/13(日)まで開催。朝日友の会会員証提示で一般のみ団体料金に割引になります(2人)。
今の時期は中之島香雪美術館のあるフェスティバルタワーウエスト1階には、3階まで続く長いエスカレーター脇にクリスマスツリーが飾られています。

2020.11.20

和歌山城 西の丸庭園(紅葉渓庭園)

紅葉越しの天守閣

通称『紅葉渓庭園』

11月といえば紅葉!ということで、和歌山城の西の丸庭園に行ってきました。通称『紅葉渓庭園』と呼ばれる紅葉の名所で、無料で入園できます。
紅葉は最盛期手前の色づき始めくらいでしたが、緑と黄と橙と紅が混じる景色は、これはこれで別の味わいがあります。人同士の距離を取る生活を続けている人間の立場から見れば、色々な世代の紅葉たちがひしめき合いながら仲良く共存しているようにも感じられました。
二の丸に繋がる「御橋廊下」の手前からは、紅葉越しの天守閣が眺められて絶好のビューポイントです。庭園の外側には朝日新聞和歌山総局があるので、総局の最上部に見える朝日新聞社の社旗が目印になります。
お堀を池に見立てた庭園は、虎伏山の高低差を活かした、起伏に富んだ造りになっているので、位置によって紅葉を下から見上げることも上から見下ろすころもできます。但しフラットではない分、歩きながら錦繍に見惚れてしまうと、うっかり飛び石を踏み外してしまいそうになりますのでご注意くださいね。

2020.11.16

アスク通販

和風サラダ

ねばりっこのすりおろし

10月末までアスク通販で取扱いしていた、スタミナ満点の野菜セット。セット内容は鳥取産のねばりっこ、淡路島の玉ねぎと青森産黒ニンニクでした。
ねばりっこ(ながいも)は砂丘ながいもの花粉をいちょう芋に交配し新品種のねばりっこが誕生しました。特徴は粘りが強く甘みとコクがありアクも少なめです。とにかく粘りが半端なくすりおろすと、まるで柔らかいお団子のようです。
淡路島の玉ねぎは水にさらさなくても辛味もなく、とても甘くて生のままスライスしてサラダでいただくとほどよい歯ごたえでシャキシャキの食感と玉ねぎの甘さを実感しました。

2020.11.11

京都文化博物館 特別展『舞妓モダン』

京都文化博物館別館(重要文化財)

「鉄板こがめ」店長兼料理長の緒方さん

現在開催中の京都文化博物館『舞妓モダン』を鑑賞してきました。烏丸御池5番出口から出てすぐの三条通りを歩いて数分。三条通り沿いに出入口があるのは旧日本銀行京都支店(重要文化財)の別館の方です。辰野金吾も設計に携わった別館を抜けて、本館に入ります。まずは4階から。色とりどりの着物に身を包んだ、時にあどけなく時に妖艶に描かれた舞妓たちが次々と姿を見せてくれます。髪型、化粧、着物の着付け方、立ち居振る舞い…その独特の様式美が多くの画家たちの創作意欲を刺激してきたことが伺えます。文化史的観点からも興味深い作品がたくさんありました。今回のお気に入りは、竹久夢二と野長瀬晩花の合作、『京女百態』という絵巻物です。留置場に入っている女性が赤ん坊を抱いていたり、島原道中の太夫をオペラグラスで眺めている人がいたり、面白い!ポスターやチラシにも使われている北野恒富『戯れ』も、手触りが伝わってきそうな着物の絞りの質感が素晴らしかったです。
鑑賞後は、高倉通りを1分ほど北上したところにある「鉄板こがめ」へ。京風のだしの効いたお料理はどれも絶品です。お酒も好みに応じて、セレクトしてくれます。調理した状態で出してくれるので、油が服にはねる心配もありません。文博鑑賞後のお食事に是非おススメします。
『舞妓モダン』は11/29(日)まで開催。朝日友の会会員証の提示で団体料金に割引になります(6人まで)。

2020.11.09

西宮市大谷記念美術館「今竹七郎展」

今竹七郎展

今竹七郎デザインのお馴染み商品

西宮市大谷記念美術館で開催されている「今竹七郎展」に行ってきました。
今竹七郎という名前は知らなくても、輪ゴム「オーバンド」の黄色と茶色のパッケージ、メンソレータムのナースなど、みなさんどこかで一度は見たことがあるのではないでしょうか。これらをデザインした今竹七郎は神戸市に生まれ、戦中から94歳で亡くなるまで西宮市に居住していました。没後20年の今年、大谷記念美術館が所蔵する原画や当時のデパート広告や企業広告、商品パッケージなど多数展示されていて、見ごたえ充分な展覧会でした。
鑑賞後は館内のカフェでお庭を眺めながら、ほっと一息Teatime。穏やかな秋の休日を楽しみました。
「今竹七郎展」は12/6(日)まで開催。朝日友の会会員証提示で一般のみ1人20%割引になります。

2020.11.04

10/25(日)及川浩治ピアノ・リサイタル

公演のチラシとプログラム

2020年はベートーヴェン生誕250年。ベートーヴェン・プログラムの公演がたくさん予定されていました。コロナ禍により多くの公演が中止になりましたが、その無念を晴らしてくれるような及川さんのリサイタルでした。バッハ『主よ、人の望みの喜びよ』の穏やかで癒されるメロディーに始まり、ショパン『雨だれ』、エルガー『朝のあいさつ』、リスト『愛の夢』と名曲のオンパレード。MCでは歌も披露してくれました(ちゃんと5mの距離を取って!)。クライマックスはベートーヴェン交響曲第5番『運命』です。前半の優しい雰囲気とは打って変わって、ピンと張り詰めた空気の中に響く運命の鼓動。こんな凄まじい曲を作ったベートーヴェンにも編曲したリストにも、その曲を10本の指で弾きこなす及川さんにも、敬服する以外ありません。とにかく圧倒されました。普段は腰が低く、気さくで親しみやすいお人柄の及川さんですが、舞台の上で『運命』を弾く姿は楽聖ベートーヴェンが乗り移ったかのよう。素晴らしい力演には、たくさんのスタンディング・オベーションが送られました。
最近はオンラインで音楽を楽しむ機会も増えましたが、どんなに優れたスピーカーを使っても、あの緊迫感までは味わうことができません。生で優れた音楽を聴く有難さをつくづく感じました。

2020.11.02

10/24(土)中之島プレミアムコンサート「~鍵盤ハーモニカが奏でる魔法の音~」

中之島まるごとフェスティバル(通称:まるフェス)のイベントの終盤を飾ったのは鍵盤ハーモニカコンサート。出演は「ピアニカの魔術師」ミッチュリーさん、ギターの高田亮介さん、ドラムのSEAIさんです。最初はクラシックメドレー、ついつい闘争心が掻き立てられる『天国と地獄』からスタート。アニメ、タンゴ、ポップス、ジャズといった多彩なジャンルの名曲を、正に魔術師!という最高にかっこいいアレンジで聴かせてくれました。ピアニカのマル秘テクニックやカスタネット講座には、子どもたちも身を乗り出して興味津々。『アンパンマンのマーチ』は、コロナ禍で落ち込んでいたミッチュリーさんが立ち直るきっかけになった曲とのこと。アンパンマンの世界観は私も大好きです。大人になってから改めて心に刺さる作品です。
アンコールは、アニメ『鬼滅の刃』主題歌『紅蓮華』、大ヒット中のYOASOBI『夜に駆ける』、そしてお馴染みの『パプリカ』。音楽のジャンルの一つに「ソウル・ミュージック」がありますが、ミッチュリーさんの演奏は、ジャンルという意味ではなく真に魂のこもった音楽という意味で、ソウル・ミュージックだと感じました。
全国各地の学校を中心に活動されているピアニカの魔術師の皆さん、その志は未来を担う子どもたちにきっと届いています。

左からSEAIさん
ミッチュリーさん
高田亮介さん

見事な両手奏法でした

プログラム

To top