スタッフブログ
2025.07.30
7/27(日)サマー・ポップス・コンサート
アンコールはサマー・ポップスの定番「ルンバ・キャリオカ」
酷暑の中、たくさんのお客様にご来場いただき、ありがとうございました。今年もお客様の熱意に応える、ワクワクが止まらないプログラムでした。
前半は、生誕100年を記念してポール・モーリアの厳選7曲。といっても、生誕年にかかわらず、サマー・ポップスではポール・モーリアの登場率は高いのですが……藤岡さん解釈のスピード感ある「オリーブの首飾り」は特に聴きどころです。
後半は勇ましく壮大な松本零士アニメから「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」、一転して哀愁漂う歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲。個人的に大好きな名曲「大江戸捜査網」を含む時代劇音楽メドレー、マツケンサンバⅡ。「ルパン三世のテーマ」はスピード感溢れるパートからムーディなパートへ、そしてまたひたすらカッコいいメインテーマに戻る展開に物語性があり、編曲の面白さを楽しめました。本編最後は「パイレーツ・オブ・カリビアン」メドレー。
藤岡さん曰く、昨年まではチャイコフスキーを弾くようにと指示していたが、今年はマーラーを弾くようにポップスを演奏しようと関西フィルに指示出ししたそうです。ドラマティックで壮大なマーラーは、まさに今年のプログラムにピッタリです。マーラーを彷彿とさせるポップス、みなさまもお楽しみいただけましたでしょうか。