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スタッフブログ

2026.02.17

2/8(日)小林愛実 ピアノ・リサイタル

大寒波の中ご来場いただいたお客様、ありがとうございました!

ラヴェル、シューマン、ショパンというピアノ曲の名手たちによる曲が並んだ、全編聴き応え満載のプログラムでしたが、個人的に今回の愛実さんの演奏で、大好きになった曲があります。ラヴェルの「クープランの墓」です。第一次世界大戦で命を落とした友人にそれぞれ奉げられる6曲からなる組曲で、中でも「トッカータ」は、私のような素人耳にもとんでもない難曲とわかります。原題「Le tombeau de Couperin」の「tombeau(トンボー)」は「追悼」を意味するそうですが、間に挟まれる繊細でキラキラした色彩豊かな音は、亡き人との想い出を懐かしく追想しているような趣です。クライマックスに向けてどんどん緊迫感が高まっていく様は圧巻。終演後もしばらくの間、ピアノの音が頭の中をぐるぐると回っているような感覚を味わいました。これからも小林愛実さんの定番レパートリーとして演奏していただきたいです。

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