朝日友の会(アサヒメイト)は株式会社ASCが運営しています。

スタッフブログ

2025年06月

2025.06.24

6/14(土)前橋汀子&弦楽ストリングス

衣装は前半は白と黒のモノトーンドレス、後半は赤のシフォンドレス

梅雨空で足元の悪い中でしたが、たくさんのお客様にお越しいただきました。昨年、右肩の腱板断裂の手術をされて、リハビリを経て今年2月に復帰された前橋さん。そんな苦難を乗り越えられた事情を忘れるくらい変幻自在の見事な演奏に引き込まれました。リハーサルでは、自ら客席に降りて聴こえ方を確認し、ストリングスのバランスを調整するなど、本当にキビキビと精力的に動かれていました。
公演は、ヴィヴァルディの「四季」に始まり、バッハ「シャコンヌ」、マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲、マスネ「タイスの瞑想曲」、サン=サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」などクラシックの名曲の数々に加えて、本編最後は「ひまわり」「シェルブールの雨傘」「ある愛の詩」と映画音楽の名曲も。後半の半ばに挟まれたドヴォルザークの「わが母の教え給いし歌」と「スラヴ舞曲op.72-2」は、前橋さんのヴァイオリンとストリングスの音の重なりが曲の抒情性をより一層引き立てていて、とても印象的でした。ヴァイオリン特有の尾を引く音とピチカート奏法で紡がれる歯切れの良い音。弦楽器の多面的な魅力が、弦楽ストリングスとの協演でよく伝わってきました。アンコールはお客様も大好きな「川の流れのように」と「ハンガリー舞曲第5番」。前橋さんとお客様の相思相愛の素敵な関係性を象徴するような曲で締め括られました。

2025.06.18

京都文化博物館 『和食』

最初に蟹を食べた人の
チャレンジ精神に乾杯

親分、のんびりそばなんか
食ってる場合じゃありやせんぜ

卑弥呼の食卓再現

1章「『和食』とは?」に始まり、2章「列島が育む食材」、3章「和食の真善美」、4章「和食の成り立ち」、5章「わたしの和食」、6章「和食のこれから」まで。多彩な食材の紹介、歴史を彩ったお料理の再現、道具、日本で独自に育まれたラーメンやカレーなど、多角的な視点で和食について考えることができました。特に2章と3章はどれだけ時間があっても足りないと思うくらい興味が尽きませんでした。いくつかピックアップしますと、まずは水。日本はほとんどの地域が軟水です。平地が少なく山から海へ急な勾配を流れていくから土中のミネラルが水に溶けにくい。なるほどなるほど。そして軟水だから出汁が決め手!になっていくのか。
3章では江戸時代の屋台の再現が。子どもの頃によくみた時代劇ドラマを思い出して、「親分、てぇへんだ!」なんて時代劇ごっこをしたくなります。様々な時代の食事の再現模型は秀逸でした。豪華な足利将軍御膳は京都会場のオリジナル企画。シンプルな庶民の食事も。もし前世があれば、私はこっちだな。
日本列島は世界でも有数の生物の多様性をもつ地域だとか。改めて海の幸にも山の幸にも恵まれた豊かな環境に感謝の気持ちが湧いた展覧会でした。
『和食』は7/6(日)まで開催。朝日友の会会員証の提示で団体料金に割引になります(6人)。

2025.06.13

「美術館めぐり」バスツアー「鳥取県立美術館とレトロな町並み散策」

梅雨入り前の6月1日、4日、美術館めぐりバスツアーを催行しました。今回の目的地は、今年3月末にオープンした鳥取県立美術館(ウォーホルがデザインした台所用品の箱を約3億円で購入したことでも話題になりました!)。
倉吉市までは片道約3時間半。ちょうど昼過ぎに到着すると、白壁土蔵群にある古い町屋を改装した食事処へ。日本海の幸などを使った和定食をいただき、食後に周辺を散策して美術館へと向かいました。
当日は開館記念展「アート・オブ・ザ・リアル」を開催中。「リアルとは?」という壮大なテーマのもとに全国の美術館から集められた作品約180点が展示されています。高橋由一の有名な「鮭図」から鈴木其一の「風神雷神図襖」、前田寛治や藤田嗣治らの裸婦(絵画)、そしてウォーホルの「ブリロ・ボックス」と森村泰昌の「モリノ・ボックス」(!)まで、貴重な作品やウイットに富んだ力作など、見ていて飽きません。美術館には休憩スペースもたくさんあり、皆さんマイペースに過ごされていました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。次回のバスツアーは涼しくなる秋頃に予定しています。どうぞお楽しみに!

木の温もりと陽光あふれる美術館

blog:2506tottori2

噂のブリロ・ボックス。約3億円!

展望テラスでのんびり過ごす人々も

2025.06.10

アサヒメイト5月号プレゼント

ご当選されたみなさま、おめでとうございます!

オリックス応援タオルと新歌舞伎座「サザエさん」チケットとパンフレット

ご報告が遅くなりましたが、アサヒメイト5月号のプレゼント全商品の抽選、発送、発送手配を完了いたしました。
5月は、「ホテルヒューイット甲子園 レストランギフト券5,000円分」「海鮮せんべい塩釜 ありがとうセット」「柏屋 創菓 嘉永餅」「新歌舞伎座『サザエさん』」「オリックス・バファローズ応援タオル」「神戸ゆかりの美術館 サンリオ展 日本のカワイイ文化60年史」「朝日友の会クラブオフ ナビゲーションブック」の順になりました。

今回プレゼントのオリックス・バファローズの「応援タオル」は初登場です!!
アサヒメイトの画像は小さいのですが、「最後に勝つのはオリたちや!」「うってや!おさえてや!」「ファイト!」「ナイス!!」それぞれ、色やデザインが違い心躍ります。応援に使っていただければ士気があがること間違いなし。当選された会員様、ぜひ観戦時にご利用ください。

2025.06.03

5/25 特別企画バスツアー「出石永楽館で落語鑑賞」

5月25日、毎年恒例となった「出石永楽館で落語鑑賞」バスツアーを催行しました。
今回は、人間国宝・桂米朝さんの生誕100周年を記念して行われる特別な「米朝一門会」。舞台に大きなスクリーンが用意され、米朝さんの落語「つる」が始まるやいなや、約360人の観客が画面に引き込まれました。その後、米團治さん、吉弥さん、しん吉さんがステージ上で米朝さんとの思い出を語り合い(米團治さんが吉弥さんにツッコミを入れるたびにドッと笑いが!)、落語会へと移りました。
終演後は、朝日友の会会員向けの特別企画・舞台裏見学ツアー。皆さん席を立ち、案内人の方に連れられて舞台に上がったり、舞台下の装置を見学したり…。高座や花道で記念撮影をするなど、貴重なひとときを満喫されていました。
帰りのバスでは、サイン色紙やオリジナルサコッシュ(カバン)をめぐってのジャンケン大会。皆さん「楽しかった〜」「奈落(舞台下)もおもしろかった!」と大満足な様子でした。
落語鑑賞ツアーは来年も開催予定です。どうぞご期待ください!

入口では米朝師匠がお出迎え!

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