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スタッフブログ

2022年05月

2022.05.17

龍谷大学 龍谷ミュージアム 『ブッダのお弟子さん 教えをつなぐ物語』

龍谷大学 龍谷ミュージアムは京都の中心部にあります

ベゼクリク石窟15号窟 回廊壁画の復元

あまり仏教に通暁していない者には敷居が高いかも、という先入観を壊してくれる面白い展覧会でした。鬼子母神や提婆達多(ダイバダッタ)のエピソードが描かれた作品はドラマティックで、十大弟子の個性に着目した豆知識解説は、お弟子さんたちを身近に感じさせてくれます。
一押し作品はこちらの5点。
・作品番号11 鬼子母掲鉢図…樹木も昆虫も魚も擬人化されていて、魚から足が生えています。
・作品番号15 釈迦御一代記図会…葛飾北斎の手になる挿絵は迫力満点。
・作品番号33 木造十大弟子立像…写実的な表情をもつ立像は今にも動き出しそうです。
・作品番号45 笠置曼荼羅…細やかな筆致が美麗。
・作品番号69 五百羅漢図…僧院生活の日常が描かれています。キチンと揃えられた履物に注目!
近年色々なものを擬人化した漫画やアニメをよく目にしますが、擬人化に歴史あり。今に始まったことではないのですね。
『ブッダのお弟子さん 教えをつなぐ物語』は6/19(日)まで開催。朝日友の会会員証の提示で団体料金に割引になります(4人まで)。

2022.05.12

中之島香雪美術館 『来迎~たいせつな人との別れのために』

平安時代に浄土信仰が広まった背景には、苦しい現世への諦念があったと考えられますが、確かに阿弥陀如来がたくさんの菩薩を引き連れて、お迎えに来てくれる様は神々しく、この世への惜別の思いを薄め、同時に極楽浄土への期待感を高めてくれます。
本展で特にお薦めしたいのは、まずは『二河白道図(にがびゃくどうず)』です。「二河白道」とは、極楽往生を願う心の比喩で、水の河は欲望や執着を、火の河は憎悪や憤怒を表しています。この二つの河の間に細い道(白道)があり、二河に表される煩悩を捨てて、阿弥陀や釈迦に励まされながら極楽に至るというものです。わかりやすい図解のような構成になっており、作品番号24から27まで並んでいる4点の細部を比較しながら鑑賞することができます。
次に作品番号32『阿弥陀如来立像』。この阿弥陀様は、全長1mほどですが、ガラスケースの中にお立ちになられているので、ケースの高さも含めると2mくらいになるでしょうか。この高さが絶妙で、正面に立って見上げるとバッチリ目が合います!阿弥陀様とジーッと見つめ合ってしまいました。こちらはマスク越しですがニコッと笑ってみると、心なしか阿弥陀様もニッと笑ってくれたような…大丈夫です。気は確かです。
そしてもう1点。作品番号42『戯画図巻』です。こちらは単純に題材が面白い!日蓮と法然が腕相撲をしています。勝負の行方やいかに?!
『来迎~たいせつな人との別れのために』は5/22(日)まで開催。朝日友の会会員証の提示で団体料金に割引になります(2人まで)。

チラシと作品リスト

2022.05.10

京都市京セラ美術館 「ポンペイ展」

京都市京セラ美術館で開催中の「ポンペイ展」へ行きました。あいにくの雨ですが、休日とあってにぎわっています。会場に入ると、大型スクリーンに街が火砕流に飲み込まれる様子(イメージ)が映し出され、場内では、発掘された遺物とともに施設や邸宅の一部が再現され、当時の人々の暮らしが体験できるようになっていました。
フレスコ画や精緻なモザイク画は、永年灰に覆われていたためか、損傷が少なく良い状態を保っています。アサヒメイトでもご紹介したブロンズ像「踊るファウヌス」は、邸宅の玄関広間で主や客人の目を楽しませていたようです。伸ばした手の指や背中の筋肉が躍動感にあふれ、それゆえ人々を襲った悲劇と世の儚さに胸が締めつけられました。
会場は撮影OKで、あちこちからスマホのシャッター音が響きます。とりわけ注目を集めていたのが、炭化した大きなパン。近くには食卓に置かれたパンの静物画があり、私も思わず見比べてしまいました。
「ポンペイ展」は何度か来日しており(2001年には神戸)、今回はその「決定版」とのこと。現地では発掘作業が続いており、これっきりではないと思いますが、ぜひ会場へ足を運び、古の人々の暮らしに思いを馳せてください。
会期は7月3日まで。朝日友の会会員証で1人200円引き、同伴3人まで100円引きです。

ファウヌスは、古代ローマの森の神

丸焦げになってしまった、ふかふかのパン(右奥)。
いちじく(左奥)やブドウ(手前)も。

2022.05.06

4/29(金)関西フィル 第327回定期演奏会

4月29日、関西フィルハーモニー管弦楽団第327回定期演奏会に行きました。
アサヒメイト4月号でご紹介した公演です。
「純情なる音世界~Pure Heart Orchestra」と銘打たれた新シーズンの開幕を飾る公演で、
指揮者・下野竜也さんは関フィル定期公演初登場。
オール・ドヴォルザークの慈しみに満ちた世界を堪能するラインナップです。
前半は序曲三部作「自然と人生と愛」作品91~93。
母国チェコでも三曲まとめて演奏されることは少ないという貴重な機会でした。
後半のメインは懐かしい薫りが満載でどこか心が安らぐ明朗な「交響曲第6番」。
初めて聴くのに懐かしい、心温まるドヴォルザークらしいナンバー。
下野さんの指揮は情熱的で、演奏者と刺激し合いつつ熱量が高まり、
観客の気持ちも高揚する、生の演奏ならではの一体感・醍醐味を存分に味わえる公演でした。

公演チラシとプログラムとチケット

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