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スタッフブログ

2022年06月

2022.06.28

黄檗宗大本山 萬福寺

今、旬のインゲン豆。茹でても煮ても炒めても美味しい万能野菜です。このインゲン豆を日本に持ち込み、その名前の由来となったのが、黄檗宗の開祖である隠元禅師です。
黄檗宗の大本山、萬福寺は明朝様式の伽藍配置で、創建当時の姿をそのままに留める貴重な建造物です。菱形の平石が直線に並ぶ参道、屋根瓦の両端には鯱ではなく摩伽羅(マカラ)、卍くずしの勾欄、木魚の原形といわれる開梛(かいぱん)など、随所に中国風の意匠が見られ、独特の雰囲気が味わえます。回廊にはたくさんの風鈴が吊るされており、涼やかな音色を奏でていました。修行中の雲水さんたちによる丁寧な手入れの賜物か、広い境内は隅々までスッキリと綺麗に保たれています。
萬福寺で異国情緒に浸った後は、中村藤吉本店で生茶ゼリィを。「花より団子」ならぬ「花も団子も」美味しくいただきました。

法堂前の勾欄は卍くずしの模様

時刻を報せる開梛(かいぱん)

生茶ゼリィ

2022.06.21

特別企画バスツアー「出石永楽館で落語鑑賞」

6月12日、豊岡市出石町にある近畿最古の芝居小屋「出石永楽館」で、会員46人の皆さんと落語を楽しみました。
昨年は緊急事態宣言の発令を受けてツアーが中止になりましたが、今年は無事に催行できてひと安心。全体で300人近いお客さんが入り、待ちに待ったという高揚感が伝わってきます。
桂ざこばさん、桂吉弥さんをはじめ桂米朝一門の噺家さんが順に芸を披露し、あちこちから笑い声が響きます。小さな建物だけあって、とにかく舞台と客席の距離が近い。近代的なホールにはない、ほんわかとした温かさを感じました。終演後、会員の皆さんは特別に舞台裏見学ツアーへ。スッポン(セリ)など初めて見る装置に驚き、「すごい」を連発。帰りのバスの中では、プレゼントの寄せ書き色紙をめぐってジャンケン大会。ご夫婦参加で2人とも当選!という強運の持ち主もいらっしゃいました。
梅雨入り前の暑い一日でしたが、ツアーは終始活気にあふれ、「来年もまた催行できればいいな」と思いながら但馬路を後にしました。

レトロな看板が残り、趣のある館内

2022.06.17

6/12(日)前橋汀子ヴァイオリン名曲選

公演当日は鮮やかなピンクのドレスでした

2020年、2021年と2年連続で中止になってしまった「前橋汀子ヴァイオリン名曲選」。演奏活動60周年となる記念イヤーに漸く開催できました。
東西冷戦のただ中に旧ソ連で学ばれた前橋さんだからこそ、国境を越える音楽への深い思いを込められた演奏は、本当に心打たれるものでした。落ち着いた声音で優しくお話される前橋さんご自身のごとく、グァルネリウスから紡ぎだされる低音がしっとりと響き、印象に残りました。
アンコールはドビュッシーの『亜麻色の髪の乙女』とフランクの『ヴァイオリンソナタ イ長調』第3~4楽章。本編プログラムの延長戦のように、充実したアンコールでした。熱の入ったたくさんのスタンディング・オベーションに前橋さんの演奏を待ち望んでいたお客様の気持ちを実感しました。
ピアノはヴァハン・マルディロシアンさん。ピアノだけでなく、指揮も作曲もされる才人です。1人でリハーサルされているときは、足を前にポンと投げ出して、リラックスした様子でした。まるで自宅で気まぐれにピアノを弾いているところを覗き見させてもらっているようなお得な気分になりました。

2022.06.13

5/31 「初夏のさわやかな和ご膳」お料理講習会

5月31日(火)、大阪ガスクッキングスクールのハグミュージアムで、料理体験レッスンに参加しました。
テーマは「初夏のさわやかな和ご膳」、鬱陶しい梅雨や暑い夏を控えた今の季節にぴったりです。
メニューは、お酢やゆかりを使った巻きずし2種類と魚と夏野菜、お吸い物。なんといっても一番力の入ったのは、四海巻きです。実は私、巻き寿司を作ったことがありません。それなのに、難しそうな細工物の巻き寿司とは。内心、大丈夫だろうかと少し心配でした。
でも、説明を聞いた後は、アシスタントの方に手伝ってもらいながら、どうにか完成させました。苦労して巻いた四海巻き!これをお土産にできる達成感を味わいつつの試食中は、ささやかな至福のひと時…。
お料理講習会終了後は、ハグミュージアム内を見て回り、最新の超おしゃれなキッチン設備にビックリ。「このキッチンだと、ご馳走を作れると思う!…た、たぶん。」などと友達と楽しく話しながら帰りました。
お持ち帰りの四海巻きは、家族に「華やかで美味しい!」と大好評でした。

自宅でも挑戦したい四海巻き

器の選び方も参考になります

2022.06.06

アサヒメイト5月号プレゼント

アサヒメイト5月号プレゼントの全商品の抽選、発送、発送手配を完了いたしました。
毎月のことながら、食品人気が高く、1位「ジャム&ドレッシング詰め合わせ」、2位「自家挽きアーモンドのガトーセレクション」となりました。
続いて、登場するたびにこちらも人気の高い「ホテルヒューイット甲子園 レストランギフト券5,000円分」。続いて久しぶりの「なんばグランド花月 指定席予約引換券」、4月号に引き続き「岩合光昭チャリティー写真展」、「天声人語書き写しノート(脳トレ版)」となりました。
今回のこのブログの画像はいつもと趣向を変え、プレゼント商品の中から「天声人語書き写しノート(脳トレ版)」をピックアップいたしました。「脳トレ」で1大ブームを巻き起こした川島隆太教授監修で、「通常の書き写し+1分トレーニング」で脳を鍛えられるとのこと。記憶文字数をチェック・レベル判断ができ、日々の目標・励みになり、また巻末には川島教授のインタビューも掲載され、脳トレ知識もアップします。
「天声人語書き写しノート」には脳トレ版の他に書き写しのみのタイプと美文字版があります。興味を持たれた方はASAや大型書店などで購入できます。不定期ではありますが、プレゼントにも登場予定ですので、ご応募もお待ちしております!

天声人語書き写しノート(脳トレ版)表紙

天声人語書き写しノート(脳トレ版)
トレーニング案内

2022.06.04

庵野秀明展に行ってきました

会場を入ってすぐ、新聞一面広告にもなった庵野監督の仮面ライダーパネルがお出迎え。
その横には、安野モヨコさんの監督画もあります。
これが似ていてカワイイです。

監督の制作物として最初にあったのは、中学・高校時代の油彩の静物画。
監督もここからスタートしたのかと、感慨深く見ました。
さらに進むと「風の谷のナウシカ」に関わっている頃の宮崎駿監督の「らくがき、メモ等」が展示してあります。
作画のアドバイスもあるのですが、「はやくカットあげろ」「寝すぎ」などのお小言もあり
庵野監督の怒られていた時代が覗けて嬉しくなりました。
私が一番心打たれたのは、監督の頭の中が垣間見える膨大な直筆資料など。
絵コンテをはじめ、「シン・ゴジラ」では役名の横に人物像が書いてあったり、
「シン・エヴァンゲリオン劇場版」では、大きな模型まで作ったり。
一から作り出し形にするまでに、大きなエネルギーが注がれているのを感じました。

会場は動画を除き、多くが写真撮影OK。
新聞広告にもよく出ているエヴァンゲリオンを撮ろうとしたら
あまりにも大きく、何度か後退し構え直しました。
最後は、広告でお馴染みのウルトラマン・ゴジラ・仮面ライダーが3人そろってお見送り。
壁に小さく、監督自らの直筆メッセージも飾ってありました。
大きな応援を貰った気分で、会場を後にしました。

『庵野秀明展』は6/19(日)まで開催。朝日友の会会員証の提示で一般を1人のみ半額になります。

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