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スタッフブログ

2021.07.06

7/3(土)美しき日本のうた 夏

アサヒメイト5月号のアスクプレイガイド情報でご案内した「美しき日本のうた『夏』」(ザ・シンフォニーホール)に行ってきました。今回はカウンターテナーの藤木大地さんがシリーズ初登場。「ゆく春」でスタートし、「夏は来ぬ」「われは海の子」といった夏の名作に続き、「ちいさい秋みつけた」「落葉松」など秋の名作へ。加えて武満徹「翼」や中島みゆき「時代」などを経て、締めくくりの「故郷」まで22曲+アンコール3曲で全25曲、こどもたちに残したい美しい日本のうたの世界にどっぷり浸りました。
女声に相当する高音域を男性が歌うカウンターテナー。2017年にオペラの殿堂・ウィーン国立歌劇場で鮮烈デビューを飾った藤木大地さんの美しい声で、現実世界を離れ、夢の中へ誘われました。歌とピアノだけで風景が広がる世界観を作り上げられることに感動しました。
ピアノ演奏の松本和将さんは、残念ながら中止となりました6月13日「前橋汀子ヴァイオリン名曲選」でもピアノを担当していただく予定でしたので、朝日友の会の会員様には馴染みが深くご存知の会員様も多いと思います。なんと藤木さんとは大学の同級生とのこと。今回の公演での絶妙な呼吸とステージに流れる穏やかな優しい空気に納得がいきました。
藤木さんのトークに、この状況下に生の歌を選んで足を運んでくださるお客様がひとりでもいらっしゃるなら歌いたいという表現をされましたが、聴く側も生の歌を聴くことができる幸せを改めて感じ、堪能できる公演でした。
ザ・シンフォニーホールの魅力について、松本さんがお話されましたのでここでお伝えいたします。収容人数のわりにこじんまりとした雰囲気を持ち、どんな小さな音もちゃんと聞こえるので安心して演奏ができる素晴らしいホールとのことです。
今後もいろいろな公演をご紹介いたしますので、足をお運びいただいて、生の演奏をぜひ味わってください。リフレッシュされますよ。

シンフォニアと公演パンフレット・チケット

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