スタッフブログ
2025.05.08
春の京都で特別展「日本、美のるつぼ」を鑑賞
4月27日、30日に今年最初の日帰りバスツアーを催行しました。まず向かったのは、京都の東山・鹿ヶ谷にある泉屋博古館。1年間のリニューアル工事を経て、館内はより広く快適な空間になっていました。青銅器ギャラリーでは、動物や空想上の獣などをモチーフにした中国古代の青銅器がたくさん展示されています。会員の皆さんはスタッフの方に熱心に質問し、時間をかけて鑑賞されていました。その後、通路を歩いて別棟へ。リニューアルを記念する名品展では、伊藤若冲の「海棠目白図」や勇ましい「毘沙門天立像」をはじめ、住友家が誇る至宝の数々を堪能できました。
午後からは京都国立博物館へ。大阪・関西万博を記念して開催中の「日本、美のるつぼ」展を鑑賞します。俵屋宗達「風神雷神図屏風」や葛飾北斎「冨嶽三十六景」が注目されていますが、古墳時代の埴輪(はにわ)や銅鐸、美しい蒔絵や天目茶碗、異国の織物でつくられた秀吉の陣羽織など、古美術や歴史ファン憧れの、まさに日本の宝がびっしりと並んでいました。参加者の皆さん、思わず力が入ったのでしょうか。途中で疲れてソファや庭園で休憩される方もいらっしゃいました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!次の「美術館めぐり」は6月の鳥取県立美術館です。またお会いできるのを楽しみにしています!

泉屋博古館の休憩スペースと天然芝の中庭

ユニークな造形の酒器、象文兕觥(ぞうもんじこう)

ツツジが満開の京都国立博物館

「すみっコぐらし」とコラボ!記念撮影コーナー