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2023.07.07
「唐ものがたり」に行ってきました

中之島香雪美術館で開催されている「唐ものがたり」に行ってきました。
会場を入ってすぐに展示されている「伝銭舜挙 魚籃観音図」。
アサヒメイト6月号でも紹介したこの作品は、陳列ケースではなく
壁掛けに保護ケースという展示方法で、作品が間近で見れます。
色が美しく、観音さまの着物の襞や柄もはっきり見え、思わずため息が出ました。
作品の間にある解説も、わかりやすく面白いです。
解説文にある、落款・印について「何て読むのよ!!」。
私も本当にそう思いました。
作品と共に展示してある極書(鑑定書)や箱も興味深く見ました。
某テレビ鑑定番組で添付の有無や箱にある文字の話が出ますが
これの事かと納得。
出雲松江藩主・松平不昧の名前も挙がっていて歴史を感じました。
最後に展示されていたのは「四季山水図屏風」。
静かな作品なのですが、圧巻。思わず「うわ~」と呟いてしまいました。
展覧会は7月30日(日)まで。
朝日友の会会員は一般のみ団体料金に割引(2人)です。