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2021.12.22

奈良国立博物館「名画の殿堂 藤田美術館展」

 奈良国立博物館で開催中の「名画の殿堂 藤田美術館展」へ行ってきました。2019年春に開催された「国宝の殿堂 藤田美術館展」の続編です。
 明治維新をきっかけに、日本は外国との交流が盛んになり、様々な分野で近代化が進みました。と同時に、日本の芸術や文化がどんどん流出し、それを憂いた藤田傳三郎は作品の収集に尽力しました。今回、藤田美術館がリニューアルで休館しているのを機に、貴重なコレクションが展覧されています。
 「アサヒメイト」では、江戸時代に活躍した絵師・長澤蘆雪と近代京都画壇を代表する竹内栖鳳の作品をご紹介しました。蘆雪筆と伝えられる三幅の掛け軸は、真ん中に幽霊、左に白蔵主(僧に化けた狐)、そして右に仔犬と髑髏(ドクロ)が配されています。表装も墨で描き、その枠から絵が飛び出すという凝りよう…。一見美しいのですが、愛らしい仔犬と髑髏という異様な取り合わせに心がざわつきます。動物画を得意とする栖鳳は、ヨーロッパの遊学中に動物園でライオンを見て、「大獅子図」を描きました。タテガミの1本1本まで神経が行き届いた、まさに傑作。実物を見たことがない当時の人々はさぞや驚いたことでしょう。
 象やライオンなど珍しい動物から、身近な生き物を描いた竹内栖鳳。京都に住み、奈良の夏鹿を好んで描いていたそうです。博物館の周りの奈良公園では、冬毛に変わった鹿たちの「キューン」という鳴き声が響いていました。
 会期は1月23日まで。朝日友の会会員証の提示で100円引き(4人まで)。

奈良国立博物館

奈良公園の鹿もすっかり冬毛に

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