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スタッフブログ

2021.07.27

7/25(日)サマー・ポップス・コンサート

東京オリンピックでは熱き戦いが繰り広げられていますが、ザ・シンフォニーホールでも負けず劣らずの熱き演奏を聴くことができました。恒例の『ラ・クンパルシータ』に始まり、『雨に唄えば』、『カサブランカ』と色褪せない名曲を堪能し、荘厳な『オペラ座の怪人』、切なく美しい『Memory』~ミュージカル「キャッツ」より~、ピアソラの代表曲『リベルタンゴ』で前半を終えます。
後半は、コンマス岩谷祐之さんのノリに乗ったソロが聴けた葉加瀬太郎『情熱大陸』からスタート。井上陽水『少年時代』、プロコフィエフ『ロミオとジュリエット』より”モンタギュー家とキャピュレット家”でクラシックの良さも味わい、時代劇音楽メドレー(必殺仕事人~暴れん坊将軍~大江戸捜査網~)、ゴジラのテーマ3曲聴き比べ、アナと雪の女王メドレーと、そこがクラシック音楽の殿堂「ザ・シンフォニーホール」であることを忘れてしまいそうな、バラエティに富んだ、楽しくて仕方がないラインアップでした。
日頃あまりオケでは取り上げない曲を演奏するときに重要なのは編曲です。今回は、川上肇さん、竹下清志さん、三浦秀明さん、林そよかさんの編曲でしたが、どれもこれもフルオケの魅力が存分に伝わりました。耳に馴染んだ曲でも編曲によって、また違った新鮮味があり、新たな魅力が引き出されます。こんなにすごいことができる方たちを尊敬せずにはいられません。個人的には、ずっと生のフルオケで聴きたかった『大江戸捜査網』をたっぷり聴けて大満足でした。
アンコールはオープニング同様、恒例となっているルンバ『キャリオカ』。藤岡さんもトークの中で「明るく」という言葉を何度も言われていましたが、困難に満ちたときだからこそ「明るく」!シンプルですが、忘れてはいけない大切なことですね。

当公演では「関西フィルハーモニー管弦楽団」ではなく「関西フィル・ポップス・オーケストラ」名義です

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